Backlogが「GitHub Flavored Markdown」β版を発表
株式会社ヌーラボが展開するプロジェクト管理ツール「Backlog」が、新たに「GitHub Flavored Markdown(GFM)」のβ版をリリースしました。このアップデートにより、異なるサービス間での情報共有がさらに容易になり、ユーザーにとって利便性が高まります。
マークダウン記法の進化
これまでBacklogでは、「Backlog記法」と「Markdown記法」の二種類が利用可能でしたが、今回のアップデートでMarkdown記法が進化し、GitHubと互換性のある書式での作業が可能となりました。この新しい記法を用いることで、他サービスとテキストをやり取りする際にも、レイアウトが崩れる心配がありません。
効率的なチームワークのサポート
特にソフトウェア開発チームやプロジェクト管理者にとって、作業効率が向上することが期待されます。記法の統一によって、異なるサービス間での情報共有やコミュニケーションが促進され、チーム内での合作業がスムーズに行えるようになります。ヌーラボは、ユーザーが安心してこの新機能を利用できるよう、バックエンドのサポートを継続的に行っています。
GFMの正式リリースについて
今後、GitHub Flavored Markdownが正式にリリースされる際には、従来のMarkdownエンジンは廃止される予定です。この際、ユーザーは自動的に新しい記法へ移行することになるため、特別な操作を行う必要はありません。
プロジェクト管理ツール「Backlog」
「Backlog」は、チームのコラボレーションを円滑にするためのツールとして、2005年の登場以来多くのユーザーに支持されてきました。特長として、業界を問わず利用できる親しみやすいデザイン、タスク管理だけでなくWikiやGit、ガントチャートなどの豊富な機能へのアクセス、人数制限がないため、価格を気にせずメンバーを追加できる点が挙げられます。
世界中で140万人以上のユーザーが利用しており、クラウド版とオンプレミス版が用意されています。詳細な機能については、Backlogの公式ページを参照してください。
ヌーラボの取り組み
ヌーラボでは、Backlogだけでなく、オンライン作図ツール「Cacoo」、情報セキュリティ・ガバナンスを強化する「Nulab Pass」といった他のツールも展開しています。多様な働き方をサポートすることで、チームの成功を支え続ける姿勢を持っています。
詳しい情報は、公式ウェブサイトまたはBacklogのブログをチェックしてください。