近畿大学の武道プログラムとは
2024年6月から、近畿大学(大阪府東大阪市)では交換留学生を対象にした「武道プログラム」がスタートします。このプログラムは、日本の武道を通じてその歴史や文化を学ぶ貴重な機会を提供するものです。
プログラムの特徴
本プログラムでは、参加する留学生は10種類以上の武道を実際に体験しながら、日本の武道に関する基礎的な知識を英語で学びます。特に留学生にとっては、日本の文化や歴史に触れる絶好のチャンスです。
参加する武道の内容
プログラムでは、剣道や空手道、柔道など、さまざまな武道を学ぶことができます。さらに、書道に関する授業もあり、文武両道を意識した内容となっています。
教育環境
近畿大学では、体育会クラブが非常に活発であり、これまでにオリンピックメダリストやプロのアスリートを輩出してきました。このような豊かな歴史を背景に、武道プログラムも重要な役割を果たしています。
教員のプロフィール
プログラムの講師は、近畿大学短期大学部商経科の准教授エックフォード・デイヴィッドさんです。オーストラリア出身のエックフォードさんは、12歳から空手道を始め、七段の資格を持つ経験豊富な指導者です。
交流を通じた学び
このプログラムは、交換留学生にとって日本の学生と直接交流する貴重な機会でもあります。武道を通じて、友情や相互理解を深めることができるのです。
プログラム概要
武道プログラムは、2025年9月から2026年1月までの期間に行われ、対象は約10名の交換留学生です。授業は木曜日の午後に行われ、初回は座学からスタートします。具体的な授業スケジュールも決定されており、非常に充実した内容で進行します。
授業スケジュール(予定)
- - 第1回: 日本武道の紹介(座学)
- - 第2回: 侍について(座学)
- - 第3回: 剣道
- - 第4回: なぎなた
- - 第5回: 居合道
- - 第6回: 空手道
- - 第7回: 相撲
- - 第8回: 合気道
- - 第9回: 日本拳法
- - 第10回: 柔道
- - 第11回: 弓道
- - 第12回: 少林寺拳法
- - 第13回: 棒術
- - 第14回: 書道
- - 第15回: 受講生によるプレゼンテーション
近畿大学について
近畿大学は、54カ国・地域と275の大学と提携し、留学生数は564人に達しています。このような国際的な大学環境が、学生たちに独自の学びを提供し続けています。
武道プログラムは、日本のサブカルチャーに興味がある留学生にとって、実際に体験しながら学ぶことができる非常にユニークな機会です。近畿大学の参加者たちは、このプログラムを通じて、国際的な視野を広げていくことが期待されています。