カタール航空、サステナビリティレポート2021発表：コロナ禍でも持続可能性への取り組みを継続

カタール航空、コロナ禍でも持続可能な未来へ：サステナビリティレポート2021発表

世界最高水準の航空サービスを提供するカタール航空は、2019年から2021年までの2年間を網羅した「サステナビリティレポート2021」を公開しました。このレポートは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも、同社が環境持続可能性への取り組みを継続していることを示す重要な資料です。

レポートでは、カタール航空が「対応 (Response)、救済 (Relief)、復興 (Recovery)、回復 (Resilience)」をテーマに掲げ、パンデミックの影響を乗り越え、事業の持続可能性を確保するための戦略を詳しく解説しています。

同社は、乗客と従業員の安全と健康を最優先に、世界中の人々を繋ぎ、必要な物資を輸送するという重要な役割を果たしてきました。また、環境負荷を低減するための取り組みにも積極的に取り組み、温暖化ガス排出量の実質ゼロ化を目指しています。

環境保護と社会貢献への取り組み

カタール航空は、国連の持続可能な開発目標（UN SDGs）を達成するため、環境保護と社会貢献活動にも力を入れています。その取り組みには、以下のようなものがあります。

野生動物の保護: 違法取引の撲滅に向けた活動を行い、世界の生物多様性の保護に貢献しています。
カーボンニュートラル化: 2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げ、業界を牽引しています。
自主的なカーボンオフセットプログラム: 乗客、貨物、法人のお客様向けにカーボンオフセットプログラムを提供し、環境負荷の低減を促進しています。
IATA環境評価プログラム (IEnvA): 最高レベルの認定を獲得し、環境パフォーマンスの継続的な改善に取り組んでいます。

世界最高水準の航空サービスと安全への取り組み

カタール航空は、世界最高の航空会社として、140以上の都市を結ぶ充実したネットワークを誇っています。同社は、世界で最も栄誉ある「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を6度受賞しており、その品質の高さが世界的に認められています。

さらに、カタール航空は、スカイトラックス社から「COVID-19 Airline Safety Rating 」で5つ星を獲得しました。これは、同社の安全衛生基準が世界最高水準であることを示すもので、お客様に安心して利用できる航空会社として信頼されています。