マークスライフが北原グループと業務提携し高齢者支援を強化

マークスライフ、北原グループと業務提携

2023年、マークスライフ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：花原浩二）は、医療サービスを提供する北原グループ（医療法人社団KNI、株式会社Kitahara Medical Strategies International）と業務提携を結ぶことを発表しました。この提携は、高齢者が直面する社会的課題の解決を目指しています。

業務提携の背景

日本では高齢者の単身世帯が増加しており、身体的および精神的な孤立状態にある方々が多くなっています。そのため、健康管理や緊急時の対処、日常生活の支援が不足し、高齢者の生活の質が低下しています。さらに、遠方に暮らす家族も、高齢者の安否を確認することが難しい現状があります。このような背景の中、相談先が分散しているため、何をどう相談すればよいか分からないという声も多く聞かれます。

マークスライフでは、高齢者とその家族が抱えるさまざまな問題にワンストップで応じるサービス「じつまど」を提供。このサービスは見守り、生前整理、介護、相続などを網羅しており、高齢者が安心して暮らす手助けをしています。一方、北原グループは、自身たちの専門性を活かして、八王子市を中心に市民の生活を支える医療ビジョンを展開しています。特に、同グループの提供する「北原トータルライフサポート倶楽部」は、会員に対して24時間体制の医療や生活支援サービスを提供しています。

提携の目的と今後の展開

この業務提携により、両社は「じつまど」と「北原トータルライフサポート倶楽部」のサービスを連携していく方針です。それにより、高齢者の生活支援に関する多様なニーズに対して、シームレスに応じる仕組みを整備します。具体的には、ウェルビーイングを重視した支援から、生活介護、終活、相続、実家の管理や売却といった広範なサービスを一体的に提供し、高齢者が安心して暮らせる社会を実現することを目指します。

今後は、両社の専門知識とネットワークを駆使し、高齢者支援の新たなモデルケースを形成するための取り組みも考えております。両社が連携することで、多くの高齢者とその家族に対して、より充実した支援が提供できると期待されています。

業界内での活動実績

マークスライフは、2025年6月16日に開催された「医療みらい創生機構」の定時社員総会で「八王子Well-beingモデルを日本全国、そして世界へ」というテーマで講演を行い、当社の「じつまど」サービスについて具体的な説明を行いました。このイベントは、高齢者支援に対する関心を高める一環として、多くの参加者が集まりました。