アドバンスト・メディアが聴覚障害学生支援セッションでAI音声認識を発表

アドバンスト・メディアのAI音声認識への取り組み

株式会社アドバンスト・メディアは、2025年9月27日（土）に東京都で開催される「聴覚障害学生支援に関する実践共有セッション2025」にて、AI音声認識システムAmiVoiceを活用した支援活動を発表する予定です。このセッションは、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク（PEPNet-Japan）と筑波技術大学の共催で開催され、聴覚に障害を持つ学生たちへの支援をテーマにした貴重な交流の場です。

セッションの概要

本イベントは、全国の高等教育機関における聴覚障害学生の支援を強化することを目指しており、各大学や団体の取り組みがポスター形式で発表されます。多様な立場の方々が参加し、実践的な知識を共有し合うことで、より良い支援方法を模索できます。

アドバンスト・メディアの発表では、特に「ScribeAssist」に焦点を当てます。このアプリケーションは、AI音声認識技術を駆使し、文字起こしを支援するプログラムです。特に字幕ポップアップ機能を搭載しているため、聴覚障害学生が参加する講義やセミナーでの情報保障に非常に効果的です。これにより、学生たちはリアルタイムで内容を把握しやすくなります。

ScribeAssistの特徴

「ScribeAssist」は、オンライン及びオフラインの会議形式に対応しており、幅広いシーンで使用可能です。ユーザーは音声認識、テキスト編集、さらには文字起こしした内容の出力までを一元管理でき、情報の流通がスムーズになります。AI話者識別やタグ付け機能、議事録作成に役立つファシリテーションモードなど、多彩な機能を搭載しており、日常的な会議にも適した設計です。

さらに、アドバンスト・メディアは「VoXT One」というプラットフォームも展開しています。このプラットフォームでは、複数の議事録ソリューションが集約されており、ユーザーはシーンに応じた最適なツールを選ぶことができます。また、GPT‐4oを活用した要約機能や音声入力ソリューションも提供されており、特にビジネスシーンでの効率化が図れます。