杏林大学、若手医師のトレーニング環境を支援するクラウドファンディングを開始
2024年9月2日、杏林大学外科教育チームは、若手医師のための個別トレーニング環境を整えるクラウドファンディングプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは「READYFOR」を通じて実施され、目標金額として410万円を設定。募集期間は2024年10月31日までの59日間です。
医師の働き方改革が2024年4月から始まる中、医療現場では長時間労働の是正が急務とされています。その一環として、限られたリソースの中で若手医師が効率的に学び、成長できる環境を整える必要があります。今回のクラウドファンディングは、その解決を目指しています。
プロジェクトの目的
本プロジェクトでは、オンラインでのトレーニングを行うためのプログラムを構築します。具体的には、トレーナーとのスケジュール調整や、カリキュラムの効率化を目指し、研修医と指導医のスケジュールをWEB上で管理できるシステムを開発。指導医による個別指導も実施します。さらに、米国のシミュレーション教育を参考にしたモデルコースを設計し、教育リソースへのリンクを集めたWebページを立ち上げる予定です。
小島洋平助教の思い
杏林大学消化器・一般外科の小島洋平助教は、外国での研修経験に基づき、日本における外科トレーニング環境の改善が必要だと語ります。彼は次のように述べています。「米国での研修を通じて、トレーニングにかける時間の違いを実感しました。医師の働き方改革が進む中で、少しの空き時間でもトレーニングできる環境を整えることが求められています。皆様のご寄付を通じて、効率的に医師を育成し、より良い医療を実現したいと考えています。」
プロジェクト詳細
- - プロジェクトタイトル: 杏林大学|若き医師たちの学びを支える!トレーニングシステム整備へ
- - プロジェクトURL: ここをクリック
- - 目標金額: 410万円
- - 実行者: 杏林大学外科教育チーム
- - プロジェクト形式: All or Nothing(目標金額に達しなかった場合、寄付は返金)
- - 募集期間: 2024年9月2日(月) 9時~10月31日(木) 23時59分
- - 資金使途: 外科トレーニングプログラムWebサイト制作費用
お問い合わせ
ご寄付に関する問い合わせは、杏林大学研究推進センターのメールアドレス(
[email protected])まで。報道関係の方は広報室(
[email protected] 、電話: 0422-44-0611)までご連絡ください。