映画レーベルNOTHING NEWが注目のホラー短編作品集を再上映
映画レーベルNOTHING NEW(代表:林健太郎)が手がけた初の製作映画『NN4444』が、12月12日(金)から1週間にわたり、下北沢のシモキタ - エキマエ - シネマ「K2」にて再上映されることが決まりました。この作品は、4人の新鋭監督による不条理ホラー作品のショートフィルム集です。
NOTHING NEWとは?
NOTHING NEWは2022年に設立された映画レーベルで、主にホラー作品やアニメーションを制作しています。昨年公開された参列型中編ホラー『〇〇式』や、侵蝕型絵画展『視てはいけない絵画展』など、印象的なホラー作品を多く発表。一方、オリジナル劇場長編アニメーション『我々は宇宙人』も注目されています。
世界が認めた「NN4444」
『NN4444』は、アメリカ、フランス、オランダを含む国際映画祭に選ばれた作品で、特にボストンSF映画祭やクレルモン=フェラン国際映画祭などで評価を受けています。国内での先行上映では、14日間連続で全席が完売し、反響の大きさが伺えます。
作品ラインナップ
『NN4444』は以下の4作品から成り立っています。
1.
『犬』
抑圧的な恋人と婚約した主人公・楓が、夜道で突然「犬」のように吠えられ、その女を忘れられなくなる。
- 監督・脚本・編集:中川奈月
- 出演者:小川あん、磯田龍生等
2.
『Rat Tat Tat』
あるパーティに出かけた夫婦が、得体の知れない狂気に包まれていく。
- 監督・脚本・編集:佐久間啓輔
- 出演者:錫木うり、原田新平等
3.
『VOID』
不慮の事故で友人を失った高校生が、周囲で奇妙な現象に巻き込まれる。
- 監督・脚本:岩崎裕介
- 出演者:野内まる、大石水月等
4.
『洗浄』
湖のほとりで飲み会を楽しむ若者たちが、水の呪いに飲み込まれていく。
- 監督・脚本:宮原拓也
- 出演者:夏子、大下ヒロト等
上映に向けた期待
『NN4444』の上映に対して、制作チームは「劇場で楽しんでいただきたい」との思いから今後の配信予定はないとしています。鑑賞料金は一般1800円で、学割などの割引も用意されています。
この貴重な機会をお見逃しなく。ホラーの新たな息吹を感じられるチャンスです。ぜひ劇場で体感してください。
公式サイトや劇場情報については、NOTHING NEWの公式ページやシネマ「K2」のホームページをご覧ください。
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