非化石証書購入で脱炭素社会の実現に貢献する企業の取り組み

脱炭素社会を目指す企業の選択

近年、脱炭素社会の実現が世界的な課題として浮上しており、各企業がその取り組みを強化しています。そんな中、私たちは905,000kWhに及ぶトラッキング付FIT非化石証書の購入を発表しました。この重要な決定は、私たちの企業理念である「快適な環境づくりを通して社会に貢献します。」という考えを具現化しています。

非化石証書とは？

まず、非化石証書について簡単に説明しましょう。再生可能エネルギーの一次利用を促進するための制度で、固定価格買取（FIT）の下、発電時にCO2を排出しない水素や太陽光などの非化石電源で発電された電力に付随する「環境価値」を証書化したものです。この証書には発電の過程や発電所の情報が記載され、どのようにして電力が生成されたかを示すことができます。

発電所と仲介業者

私たちが関与したのは、九電工が運営する「宗像市津屋崎太陽光発電所No.1 および No.2」です。これらの施設は環境への配慮からも注目されており、今回の証書購入によって、おおよそ380t-CO2に相当する削減効果があると算出されています。また、仲介業者として選んだのは、株式会社キューコーリースです。彼らは2023年7月から一般社団法人日本卸電力取引所（JEPX）に登録し、非化石価値の取引を開始しました。