日仏共同研究プロジェクトが新型コロナ対策基金を設立
2020年7月14日から2020年9月30日まで、新型コロナウイルス感染症対策のための「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」が設立され、参加者の募集が行われています。このプロジェクトは、フランスのパスツール研究所と日本の京都大学が連携し、COVID-19と関連する呼吸器症状を引き起こす多様なタンパク質に対する免疫反応を調査するものです。
プロジェクトの目的
この基金の主要な目的は、最新の技術を駆使して、感染症の広がりを正確に把握し、将来の感染者数を予測することにあります。パスツール研究所は、Luminex®プラットフォームを使用した新しい測定法を開発しました。この方法は、従来の抗体検査法に比べて、感度や特異度が大幅に向上しています。これにより、ウイルスが変異した場合でも、新たな変異に対して迅速に対応することが可能になります。
京都大学医学部附属病院は、この新しい技術を活用すべく最初の調査を実施する予定です。特に、COVID-19患者のケアに従事する医療従事者は、感染リスクが高いため、優先的に調査の対象とされています。
投入装置の導入
本プロジェクトでは、最新の検出装置「Luminex MAGPIX Instrument」をパスツール研究所と京都大学の共同研究所に導入することを目指しています。この装置の導入によって、研究所の診断能力が飛躍的に向上することが期待されています。
支援特典
プロジェクトへの参加者には、様々な特典が用意されています。寄付の累計額に応じて、以下の特典が進呈されます:
- - パスツール研究所・京都大学国際共同研究ユニットが開催する一般向けウェビナーへの招待
- - 駐日フランス大使からの感謝状
- - 最新装置の記念銘板への名前刻印
- - 在日フランス大使館主催のカクテルパーティへの招待
- - 国際シンポジウムへの参加権
- - 医学研究科長からの感謝状
これらの特典は、寄付を通じてこの重要な研究に参加した証として非常に魅力的です。
参加方法とお問合せ
参加方法については、公式ウェブサイトを通じて詳細が案内されています。興味のある方は、ぜひ公式リンクを確認してください。支援に関しての問い合わせは、ミュージックセキュリティーズ株式会社の産学官連携推進室にご連絡ください。
この基金は、私たちの未来の健康を守るための重要な一歩となるでしょう。ぜひ、多くの方の支援をお待ちしております。