C-HASプラスの新資金調達
2025-08-26 14:29:02

C-HASプラスが地方創生を支える新たな資金調達を実施

C-HASプラスが地域創生に向けた資金調達を実施



株式会社C-HASプラス(以下、C-HASプラス)は、第三者割当増資を実施し、SIIFインパクトキャピタル株式会社(以下、SIIFIC)と一般財団法人社会変革推進財団(以下、SIIF)によるSIIFICウェルネスファンドを引受先とすることが決まりました。

この動きは、地域社会の活性化といきいきとした暮らしを支えるための重要なステップです。C-HASプラスは、熊本県熊本市で活動しており、地元の熊本大学と県の支援を受けて設立された企業です。2017年度から続く「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム(UpRod)」の成果をもとに、社会実装に向けた取り組みを進めています。

C-HASプラスの主な事業内容



C-HASプラスの事業は、大きく3つの柱で構成されています。
1. 線虫を用いた健康寿命評価サービス(C-HAS):線虫をモデルにした評価システムを利用し、食品や医薬品が人間の健康や寿命に与える影響を定量的に分析することで、動物実験の削減を図ることができます。これにより、短期間で信頼性の高いデータが得られるのです。
2. 植物データベース(PDⅢ):世界中から収集した32万種以上の植物情報を整理し、学名や生育地、伝統医療における利用等を掲載したデータベースを提供します。これにより、効率的な素材探索が可能になります。
3. 天然物エキスバンク(NEB):28,000種以上の天然物エキスを収蔵し、品質評価をUPLC-MS分析により確認しています。これにより、安定性と再現性をもって新しい素材の探索が実現します。

この3つの事業は相互に連携し、医薬品や機能性食品、化粧品などの分野でのイノベーション創出に貢献しています。

地方創生に向けた取り組み



C-HASプラスは、地方での雇用創出を目指し、多様な人材が地域に根ざして働く環境作りに力を注いでいます。若者の都市部流出や少子高齢化が進む中で、地域が抱える課題に挑む姿勢を示しています。「地域にて雇用を創出し、いきいきと暮らせる環境を創出するスタートアップ」という理念に基づき、様々な人材が活躍できる場を提供することが求められています。

SIIFICウェルネスファンドとの今回の出資契約は、地域に密着した持続可能な雇用モデルを構築するための基盤となります。同ファンドは、社会や地域におけるポジティブな変化をもたらすことを目的としており、C-HASプラスがその一翼を担うことが期待されています。C-HASプラスは、アカデミアと企業との連携をさらに強化し、地域経済の活性化に向けた成長を目指していく方針です。

未来への展望



CEOの菊池正彦氏は、「地域から新たな雇用や挑戦の機会を創出し、専門人材が安心して活躍できる環境作りを進めていく」と述べています。また、取締役社長の首藤剛氏も「多様な専門人材の活躍できる環境整備に努め、熊本発の先端技術が地方創生に寄与するよう全力を尽くす」とコメントしています。

このように、C-HASプラスは地域課題の解決に向けた具体的な施策を進めており、未来の熊本を牽引する存在として期待されています。社会的な貢献を果たしながら、持続可能な地域の発展を目指していく姿勢が、多くの注目を集めているのです。これからも新たな挑戦や機会を通じて、C-HASプラスがどのように地域社会に貢献していくのか、その動向に目が離せません。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社C-HASプラス
  • - 設立: 2019年4月1日
  • - 所在地: 熊本県熊本市中央区大江本町5番1号
  • - 代表: 菊池正彦(CEO)、首藤剛(COO)、甲斐広文(CSO)
  • - 従業員数: 3名

C-HASプラスは、熊本大学の研究成果を活かし、持続可能な地域の発展を模索し続けます。


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会社情報

会社名
株式会社C-HASプラス
住所
熊本県熊本市中央区大江本町5-1産業イノベーションラボラトリー内
電話番号
096-371-4828

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