コープさっぽろ、宅配システムに乳がん検査キットを導入

乳がん検査キットがトドックに登場

2023年11月25日、生活協同組合コープさっぽろは、宅配システム「トドック」において新たに通販型乳がん検査キット「スキャンテスト乳がんハイリスクサポート＋」を掲載しました。この商品は、12月2日から注文の受付がスタートします。

商品概要とその特長

「スキャンテスト乳がんハイリスクサポート＋」は、株式会社ミルテルが提供する革新的な検査キットです。このキットでは、専用の容器を使用して唾液を採取し、郵送で返送することで結果を得ることができます。自分の乳がんリスクを把握することで、検診の受診率を高め、乳がんの早期発見につなげることを目指しています。

乳がんは女性がかかるがんの中で最も多く、毎年約9万人が新たに診断されています。しかし、早期に発見し治療を行うことで、ほぼ治癒が可能とも言われています。定期的なセルフチェックや健診が、命を救う重要なステップとなります。トドックでは、この点に着目し、手軽に検査を受けられる商品を取り扱うことになりました。

商品名は「スキャンテスト乳がんハイリスクサポート＋」、価格は税抜で13,000円（税込14,300円）で、販売期間は2023年11月25日から始まります。全国800以上の医療機関と提携し、高水準の検査精度を誇るこのキットは、多忙な現代女性にとって嬉しい選択肢です。仕事や家事に追われ、なかなか検査に行く時間が取れない方や、痛みや恥ずかしさから敬遠している方にも、手軽に使用できる構造となっています。

検査のプロセスと信頼性

検査のプロセスは非常にシンプルです。まず、専用の容器を使って唾液を採取し、郵送します。その後、結果が自宅に届きます。検査精度はAUCで0.95％という非常に高い数値を示しており、これは予測能力の高さを表しています。数値が1に近いほど良いとされるため、信頼性の高いサービスと言えるでしょう。

乳がん早期発見の重要性

乳がんの早期発見は、治療成功のカギを握ります。乳がんはその進行が比較的緩やかであるため、定期的なチェックを通じて問題を早期に発見できれば、治療成績が大きく向上します。そのため「スキャンテスト」を利用して自分自身のリスクを知ることは非常に重要です。特に、自分の身体の状態を理解し、必要に応じて検診を受けることが、健康維持に欠かせない要素です。