原田ひ香の新作小説『一橋桐子（79）の相談日記』がついに発売

原田ひ香の新作『一橋桐子（79）の相談日記』待望の登場！

原田ひ香氏の人気シリーズの新作『一橋桐子（79）の相談日記』が、2023年8月1日に徳間書店から発売されました。この新刊は、特に高齢化が進む団地の管理人としての奮闘を描いた物語で、前作『一橋桐子（76）の犯罪日記』からの続篇となっています。シリーズの魅力は、そのユーモアと心温まるストーリー展開にあり、多くの読者に愛されています。

桐子の新たな挑戦

『一橋桐子（79）の相談日記』では、79歳の主人公、一橋桐子が新たに団地の管理人としての役割を担うことになります。老朽化が進む猿山団地において、管理人不在の状態が続いており、住人たちの生活は混乱を極めています。そんな団地で、桐子はまず住人の名簿を作成することからスタートしますが、その過程で次々と見えてくる住人たちの「闇」。

桐子の親しみやすさとそこから生まれるコミュニケーションが、団地の人々との信頼を醸成し、彼女自身も成長していく様子が描かれています。

作品への期待

原田ひ香氏は、2020年に前作を出版し、それが大ヒットとなったことから多くのメディアで取り上げられ、NHKのドラマ化も実現しました。著者は「桐ちゃんはいったい今どこにいるの？」という疑問を持ちながら、新たな物語を書き取ったそうです。桐子だけでなく、彼女の周りの人々の人生やその背景にも焦点を当て、社会問題を提起する作品に仕上がっています。

ドキドキと心温まるエピソードの連続で、読者は桐子と共に「幸せ」を探す旅に出ることが期待されています。