新型EV充電器登場
2025-09-16 15:30:01

日東工業が新型EV中速充電器「Pit-QCシリーズ」を発表

日東工業が発表した「Pit-QCシリーズ」



日東工業株式会社は、最新の中速充電器「Pit-QC(ピット・キューシー)シリーズ」を発売し、早速受注を開始しました。この新商品は、EVおよびPHEV用の充電設備を効率よく利用するために開発されたものです。近年では、EVの普及が進む中で、充電インフラの整備も急務となっています。しかし、短時間での充電を希望する声が多い一方、急速充電器の導入にはコストや設置スペースの確保が大きな課題となっています。また、再生可能エネルギーを使用した効率的な充電も求められています。

充電ニーズに応える「Pit-QCシリーズ」



「Pit-QCシリーズ」は、その名の通り、基礎充電と目的地までの継ぎ足し充電の両方に対応。特に、事業所の社有車や運送会社のEV車両に最適な用途として設計されています。これにより、さまざまなシーンで利用できる「ちょうどいい」充電環境を実現しています。

直流活用のエネルギーマネジメント



このシリーズには、交流入力(AC)タイプと直流入力(DC)タイプの2種類が揃っています。商用電源で利用できる交流タイプに対し、直流タイプは、蓄電池や太陽光発電から得た電力をそのまま利用できるため、効率的なエネルギーの活用が可能です。特に直流入力タイプは、無駄なエネルギー変換なしで再生可能エネルギーを充電に使用できるという利点があります。

小型設計での省施工とインフラ拡大



「Pit-QCシリーズ」は、業界最小クラスの小型設計を誇り、設置面積はわずか0.1㎡。このコンパクトなデザインにより、設置場所の選択肢が広がり、インフラの拡大が支援されます。狭いスペースでも導入できるため、多くの企業や施設での導入が期待できます。

安全で快適な充電環境



さらに、標準装備されているケーブル吊り下げユニットにより、充電の際に手を汚すことなく、スマートな外観を保つことができます。これにより、ユーザーは急速充電器と同等の利便性を享受しつつ、快適な充電環境で利用することができます。

未来の充電インフラを見据えて



日東工業は、EV・PHEV用充電器メーカーとしての長い歴史を持ち、2009年には国内初のケーブル付普通充電スタンドを開発。現在でも、普通充電設備市場でトップクラスの実績を持っています。今後も、国内充電インフラの整備やエネルギーマネジメント技術を活用したカーボンニュートラルの実現に向けて、積極的に貢献していく考えです。さらに、2026年にはエネルギーマネジメントや課金機能を備えた通信機能付きのタイプも発売を予定しています。

まとめ



日東工業の新型中速充電器「Pit-QCシリーズ」は、短時間での充電、コスト面の課題、スペースの制約をクリアし、持続可能なエネルギーの利用を促進します。EV時代に向けた新たな一歩として、多くの方々の期待を集めています。


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会社情報

会社名
日東工業株式会社
住所
愛知県長久手市蟹原2201
電話番号
0561-62-3111

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