Closerが優秀賞受賞
2024-12-30 15:16:15

AIロボット開発のCloserがいばらきイノベーションアワード優秀賞受賞

AIロボット開発のClosest、いばらきイノベーションアワードで優秀賞を受賞



2023年12月17日、茨城県庁にて開催された表彰式において、AIロボット開発を手がける株式会社Closer(代表取締役:樋口翔太)が「第5回いばらきイノベーションアワード」において優秀賞を受賞しました。この賞は革新技術を駆使した新たな製品やサービスを表彰するもので、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。評価基準には、革新性や独自性、市場性、地域貢献度が含まれ、この度の受賞はCloserの取り組みが高く評価された結果となりました。

いばらきイノベーションアワードとは


「いばらきイノベーションアワード」は、茨城県が主催し、先端技術を用いた新製品や新サービスを表彰します。このアワードの目的は、地域の新興産業や新たな市場機会の創出、第3次産業の成長を促進することです。受賞した企業には賞金や賞状が授与されるほか、広報活動や販路開拓の支援も行われます。

独自の協働ロボット「パレタイジー」


Closerが受賞したのは、同社が開発した小型協働パレタイズロボット「Palletizy™(パレタイジー)」です。このロボットは、段ボールをパレットに積み付ける作業を自動化するために設計されています。特に「パレタイジー」の特徴は、そのコンパクトなデザインと、誰でも簡単に操作できるインターフェースにあります。また、「AutoLayout(オートレイアウト)」機能を搭載しており、段ボールとパレットのサイズを入力するだけで最適な積み付け方法を生成します。これにより、従来のティーチング作業が不要となり、幅広いユーザーが利用可能になります。

代表樋口のコメント


受賞にあたって樋口翔太代表は、「活動の地である茨城県からこのような評価をいただけて大変光栄です。少子高齢化が進む日本の地方においては、人手不足がますます深刻化しています。これからも当社のロボット技術を活用し、社会の課題解決に貢献できるよう努めてまいります」とのコメントを寄せています。このようにCloserは、地域のニーズに応えながら今後も成長を目指しています。

企業概要と未来の展望


株式会社Closerは茨城県つくば市に本社を置き、筑波大学発のロボティクスカンパニーとして、日々先端技術の研究開発に取り組んでいます。彼らのビジョンは「ロボットを当たり前の選択肢にする」こと。特に食品産業や中小規模の生産ラインに対して、自動化の進みづらい分野での労働力補完を目指しています。これからの展開にも期待が寄せられます。

Closerの公式サイトでは、さらなる情報や最新の製品についても紹介しており、今後の動向が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社Closer
住所
茨城県つくば市天王台一丁目1番地1産学リエゾン共同研究センター棟202
電話番号

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