名市大ブックスシリーズ最新刊で健康と未来をともに考える

名市大ブックスシリーズ最新刊のお知らせ

名古屋市立大学から、注目のブックスシリーズ第9弾がリリースされました。今回は「予防医療が紡ぐ幸せな健康未来」と題され、みどり市民病院とみらい光生病院の専門家が、健康長寿をテーマにした貴重な知識を提供します。この本では、特にこれからの時代を見据えた健康の維持に関するヒントが多く含まれています。

健康な未来のために

人生100年時代を迎え、健康の維持はますます重要になっています。「自分や家族の健康を守るためには、何に注意すべきか？」この問いに応えるために、専門家たちが細かく解説しています。彼らのアドバイスを通じて、早期の異変に気付くことや、日常生活の見直しを促す内容は、誰にとっても価値のある情報です。

目次の一部

- 消化器疾患の治療と予防ガイド（内藤格教授）
- 肺の病気に対する三本柱の提案（大久保仁嗣准教授）
- 膝痛の治療法（小林真准教授）
- 排尿障害の対策（河合憲康教授）
- 中高年の目のトラブルと対策（稲垣美保助教）

これらの専門的なテーマに加え、シニア世代の感染症予防や慢性炎症へのアプローチも取り上げられています。さらには、認知症や嚥下機能の維持に関する情報も盛り込まれ、読者が健康的なライフスタイルを目指せるよう、具体的かつ実践的な内容が詰まっています。

新たな時代を生き抜くデータサイエンス

また、名市大ブックス第18弾も同時に発売されました。「データサイエンスが拓く未来」と題し、2023年に新設されたデータサイエンス学部の教員が、私たちの生活におけるデータの重要性について解説しています。現代社会では、ビッグデータやAIの活用が加速していますが、この本では、それがどのように暮らしに影響を与えるのかをやさしく説明しています。

データサイエンスの具体例

- 地域社会での「まちづくり」におけるデータ活用（大成洋二朗講師）
- 行政運営と統計データの関連性（井下豊前課長）
- 農業における気候変動とデータサイエンスの関係（辰己賢一教授）

これらの視点から、横のつながりを重視したまちづくりや、効率的な行政運営の可能性についても触れています。データ科学がどのように私たちの未来を形作っていくのか、興味深い内容が満載です。

本の詳細

どちらの書籍も、A5判の並製で定価は1,000円（税別）。読者にとって、価値ある知識と情報を提供するこのシリーズを手に取り、健康未来とデータサイエンスの新時代を感じてみてはいかがでしょうか。ISBNは、「予防医療」が978-4-8062-0817-4、「データサイエンス」が978-4-8062-0818-1です。