内藤剛志が贈る感動的な黒部紅葉旅と別れの瞬間

2023年12月3日（火）に放送される「友近・礼二の妄想トレイン」では、俳優の内藤剛志氏が再び登場し、立山黒部アルペンルートを巡る旅が展開されます。今シーズンは特に見ごろを迎えた紅葉の中、内藤氏は5種類の交通機関を乗り継ぎながら黒部ダムを目指します。ただ、この旅には一つ特別な意味があります。それは、日本国内で28年間の営業を全うしてきたトロリーバスとの最後の別れです。旅のスタート地点となる立山駅での内藤氏の挨拶は、予想外の謝罪から始まりました。どうやら、仕事に関して友近さんに申し訳ないことがあったようで、内藤氏はそのことを打ち明けます。その後、彼は立山の大自然を満喫すべく旅に出かけます。

内藤氏が最初に乗ったのは立山ケーブルカー。車両の独特の形状に、スタジオの礼二氏も驚きの声をあげました。紅葉シーズンで混雑した車内でも、内藤氏は乗客との交流を楽しみつつ、高くそびえる山々の美しさを堪能します。立山高原バスに乗り換え、標高1500メートルまでのジグザグ道を登る様子も描かれています。途中では、同い年の夫婦と出会い、彼らから受け取った助言に感慨を抱く場面もありました。

昼食には富山名物・白エビを使った料理が振る舞われ、全国を旅する元検視官の話題が紹介されるなど、旅のシンクロが進みます。そして、内藤氏が長年親しんできたトロリーバスに乗車する時間がやってきました。電線から供給される電気で走行するバスですが、部品の調達が難航し、営業の終了が決まっているのです。内藤氏は「長い間、ご苦労様でした」とその名残惜しさを口にし、視聴者に感動を伝えました。

一方、立山ロープウェイや黒部ダムの観光名所も見逃せないポイントです。水を霧状に噴射する黒部ダムの迫力ある景観は、多くの観光客を惹きつけます。しかし、合間に訪れた美しいスポットと移動の疲労感が影響し、内藤氏のエネルギーは徐々に低下。彼のテンションが変わってしまった様子に、礼二氏は冗談交じりのツッコミを入れる場面もあり、視聴者には楽しさと共感をもたらしました。

こうして、内藤剛志氏の黒部紅葉旅は、感動的な瞬間と共に進動します。特に、トロリーバスとの別れは、内藤氏の思い出や思慮が詰まったものであり、一緒にこの旅を楽しむ視聴者にも深い共感を呼ぶことでしょう。白エビの料理や美しい風景を楽しむだけでなく、人との交流や別れを感じる心温まる旅の様子は、この番組ならではの特長です。放送は今週火曜日の夜9時から。ぜひ、お見逃しなく。