『パパじゃない?』登場
2025-03-05 11:21:41

人気絵本『はみがきれっしゃ』作者の新作『パパじゃない?』が登場

2025年3月5日(水)、株式会社KADOKAWAから新しい絵本『パパじゃない?』がリリースされることが決定しました。この作品は、人気絵本「はみがきれっしゃ」シリーズで知られるくぼまちこさんが絵を担当し、文は数々の賞を受賞している川之上英子さんと健さんが手掛けています。子どもたちが遊びながらも楽しめるユーモア満載のストーリーが特徴です。

本書の物語は、迷子になった子ライオンの心配と、その子を助けるために動物たちがさまざまな工夫をこらす様子が描かれています。ライオンの子どもが「パパを探す旅」に出るという設定は、子どもたちにとって親しみやすく、また共感を呼ぶ内容となっています。物語は、動物たちがライオンのたてがみを再現し、子ライオンと交流する中で展開されます。

あらすじ


物語の始まりは、子ライオンが迷子になり、不安でいっぱいになるところからスタートします。そんな時、親切な動物たちが集まり、たてがみを作って「パパライオン」に扮して子ライオンのもとへ向かいます。彼らの姿を見た子ライオンは一瞬の期待を抱きますが、本物のパパとは少し違う様子に、思わず言葉を発します。「パパ、こんなにはながながかったかな?」と、親の姿を思いやる子どもの純粋な気持ちが描かれています。

読みどころ


この絵本の魅力は、何といっても「アネっこ絵本」と呼ばれるスタイルにあります。たてがみをかぶった動物たち(ゾウ、キリン、ゴリラ、カバなど)が登場することで、子どもたちが声を出して楽しめるような仕掛けが散りばめられています。読み聞かせの場面では、保育士やママパパから多くの称賛の声が寄せられています。「この本は我が子のお気に入りに。毎日読んでと持ってくる」といった声が多く、子どもたちの好奇心を刺激する作品になっています。

保育士や書店員からも、「優しさと愛情が伝わる絵本」と高く評価されています。特に1、2歳の子どもが多くの反応を示すことができるこの絵本は、絵本デビューにもぴったりの一冊です。また、物語を通じて感情の変化を見ることで、子どもたち自身が少しずつ成長していく様子も体験できるでしょう。

著者たちのメッセージ


川之上英子さんと健さんは、この作品を通じて子どもたちの心に寄り添い、楽しさや優しさを伝えたいと語っています。また、くぼまちこさんも、絵を描く過程における子どもたちとの接し方や、物語の持つ暖かさを大切にしています。色彩豊かで安心感のある絵は、くぼまちこさんならではのスタイルで、観る者を魅了し続けることでしょう。

『パパじゃない?』は、子ライオンと親たちの愛情にあふれた物語です。親子で読み進めながら、子どもたちにとっての「父親像」を見つけられる、そんな機会を提供してくれる一冊です。ぜひ、多くの親子に手に取っていただきたい作品です。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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