特別展:宇和島城
2024-10-09 19:23:50

宇和島市立伊達博物館、開館50周年を祝う特別展を開催

特別展『宇和島城』の開催について



宇和島市立伊達博物館は、設立から50年を迎えるにあたり、初の特別展を開催します。本特別展は、宇和島城をテーマにしており、宇和島の魅力と、伊達家の歴史を深く掘り下げる機会となっています。日本に現存する天守の一つであり、宇和島藩の居城としても知られる宇和島城を通じて、様々な歴史的背景を探索しましょう。

開館の歴史



伊達博物館は1974年に設立され、旧宇和島市制50周年を記念して開館しました。これまでの50年で、多くの訪問者に愛されてきましたが、今回の特別展は新たな試みとして注目されています。宇和島城は、仙台藩祖の伊達政宗の長男、秀宗を藩祖とする宇和島伊達家の9代にわたる居城であり、築城の名手である藤堂高虎の手によって設計されました。

展示の内容



この特別展では、宇和島城の歴史に加え、豊臣秀吉や徳川家康が手がけた伏見城など、他の城郭とのつながりや背景も紹介されます。具体的には、以下の3つの展示室に分かれている内容が展開されます。

第1展示室:二つの宇和島城


ここでは、藤堂高虎との関係や、宇和島藩2代藩主伊達宗利の時代に関する資料を中心に、宇和島城の変遷を展示。絵図や歴史的資料を通して、宇和島城がどのように発展してきたのかを学べます。

第2展示室:天下人の城郭


豊臣秀吉や徳川家康などの歴史的な人物がどのように城を築いたのか、その時代背景を感じることができる資料が揃います。さらに、宇和島藩祖伊達秀宗の興味深い物語も紹介され、訪問者を引き込む内容です。

第3展示室:四国現存天守めぐり


日本には現存する天守が12棟しかなく、その中の数棟が四国にあります。この部屋では松山城や丸亀城、高知城とのつながりを探りながら、それぞれの城の魅力を紹介しています。

開催情報


  • - 期間:2024年10月12日(土)から12月2日(月)まで
  • - 時間:9時から17時(最終受付は16時30分)
  • - 場所:宇和島市立伊達博物館第1~3展示室
  • - 料金:大人500円(団体は400円)、学生400円、高校生以下は無料。

特別イベントと企画


講演会やワークショップなども多数予定されています。特に、講演会では宇和島城の歴史と未来についての深い知識を得ることができる貴重な機会です。また、草野心平が描いた絹本著色の作品も展示予定で、会期の前後で展示内容が変わりますので、二度訪れることをおすすめします。

訪ねる価値ありの特別展


宇和島城は、その美しさだけでなく、伊達家の歴史的にも重要な役割を果たしてきました。今回の特別展に訪れることで、城を通じて地方の歴史や文化に触れる良い機会となるでしょう。ここでしか体験できない特別な展示、ぜひお見逃しなく!

詳しい情報は公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

会社情報

会社名
宇和島市役所
住所
愛媛県宇和島市曙町1番地
電話番号
0895-24-1111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。