K/SMOKE GAS認定取得
2025-12-15 13:36:08

エアロゾルガス消火設備「K/SMOKE GAS」が大臣認定を取得し火災対策に新たな選択肢を提供

エアロゾルガス消火設備「K/SMOKE GAS」が大臣認定



ヤマトプロテック株式会社が開発した新しいエアロゾルガス消火設備「K/SMOKE GAS」が、このたび総務大臣のルートC認定を取得しました。この技術は、消防法に基づくガス系消火設備に代わるもので、特に設置が義務づけられている防火対象物の火災対策に新たな選択肢を提供します。

K/SMOKE GASの革新性



現在、消火器具としては多くのガス系装置が使用されていますが、これには誤放出による死亡事故のリスクや環境への負荷といった問題が伴います。そんな中で、「K/SMOKE GAS」は人体に無害で、かつ環境への影響がまったくないという特性を備えています。具体的には、地球温暖化係数とオゾン破壊係数もゼロという卓越した環境性能を持ち、さらに高い消火能力も兼ね備えています。これにより、火災に対する安全性の向上が図られています。

導入メリット



「K/SMOKE GAS」の最大の特長の一つは、その人体に対する安全性です。世界で初めて、カリウムを主成分とする無害な薬剤を使用しています。また、環境への配慮も考えられており、少量で同等以上の消火能力を持つため、環境負荷を大幅に軽減できます。これにより、既存の消火薬剤に比べて、使用後の汚損も少なく済むのです。

さらに、この設備は施工とメンテナンスの負担を劇的に軽減することができます。ボンベや配管が不要なため、設備の簡略化が実現し、施工からメンテナンスに至るまでの手間を大幅に削減します。設置スペースもコンパクトに済むため、管理や運用がしやすいのが特徴です。

活用可能な場所



この新たな消火設備は、商業施設の機械式駐車場やオフィス内のサーバールーム、その他の火気管理が求められる施設全般に適用することが想定されています。たとえば、駐車場や書庫、美術品の保管庫など、多様な用途に対応できます。

大臣認定の意義



「K/SMOKE GAS」の大臣認定を取得したことで、消防法に定められたガス系消火設備の代替として正式に認められたことになります。特に、事故の多いCO₂消火設備の代わりとしての役割も期待されています。これにより、今後は機械式駐車場をはじめとした多様なシーンでの導入が進むでしょう。

製品概要


  • - 品名: エアロゾルガス消火設備「K/SMOKE GAS」
  • - ルートC認定日: 2025年12月11日
  • - 価格: 物件ごとに相談
  • - 施工目標: 年間50件
  • - 仕様: 自動起動および手動起動

会社情報



ヤマトプロテック株式会社は、1918年に創業し、本社を東京都港区に構えています。消火装置、火災警報装置、避難誘導装置、電気工事など防災関連の設計・施工・管理を行っており、業界のリーダーとしての地位を築いています。従業員数370名、連結では680名を超える規模を持ち、売上は353.8億円に達しています。

今後も「K/SMOKE GAS」を通じて、安全で環境に配慮した消火設備の普及を進めていく予定です。詳しくは公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
ヤマトプロテック株式会社
住所
東京都港区白金台5-17-2
電話番号
03-3446-7153

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