スタイリスト小山田孝司の新たな挑戦「なにがみてるゆめ」が刊行！

小山田孝司の新書「なにがみてるゆめ」発表

ファッション界でその名を知られるスタイリストの小山田孝司が、待望の新刊「なにがみてるゆめ」を2023年8月11日に発行します。この本は、彼が2020年から断続的に行ってきた撮影を基にしており、友人や知人たち287名を被写体にして、彼らの日常と彼自身のスタイルを織り交ぜた独自の写真集に仕上がっています。

写真撮影の背景

小山田は、2020年から写真家たちと共に撮影を開始し、3年という歳月をかけて多様な人々を捉えてきました。彼が撮った写真は、ポートレート、ファッションスナップ、そしてドキュメンタリーの要素を融合させたユニークな作品となっています。さらに、彼が集めた服や装具の中から一つだけを被写体に加え、撮影を行うスタイルは、彼の独自の視点を反映しています。

書名の由来

「なにがみてるゆめ」というタイトルは、PSのロールプレイングゲーム「クロノ・クロス」に由来しています。このタイトルが象徴するのは、見えるが存在しないもの、そして現実と夢の不確定な境界線です。小山田は、この作品を通じて、自分自身と他者との関係性、現実と虚構との曖昧さを考察します。彼の鋭い視線で捉えられた作品を通じて、観る者に新たな視点を提供することでしょう。

書籍の発売イベント

本書の刊行を記念して、特別なイベントも開催されます。場所は東京都台東区のSTUDIO STAFF ONLYで、以下の日程で行われます：

- 8月11日（土）17:00〜20:00
- 8月12日（日）13:00〜20:00

初日の11日には、Sunpuc Tacosによるタコスの提供も予定されており、参加者は美味しい食事を楽しみながら、小山田の作品に触れることができます。

書籍の仕様と購入情報

「なにがみてるゆめ」は、B5変形サイズで580ページにわたる充実した内容になっており、価格は5,200円です。ISBNは978-4-9913241-0-9となっており、書店やオンラインで購入可能です。発行は白石洋太、そして版元はDog Yearsです。詳細な情報や購入は、Dog Yearsのサイトをご覧ください。

小山田孝司が手掛けたこの作品は、彼のスタイリストとしての目線や感性を余すところなく引き出した、ファッションとアートが融合した印象的な一冊となっています。夢と現実が交差する世界をぜひ楽しんでみてください。