中学生向けの新しい園芸本シリーズ「わくわく園芸部」が登場

新しい園芸の世界へ！

小学校高学年から中学生向けの新たな園芸本シリーズ「わくわく園芸部」が、初めての園芸に挑戦する子どもたちに向けて誕生しました。第一弾としてリリースされるのは、子どもたちが自ら育てられる「ミニトマト」の栽培法を特集した一冊です。明るく楽しいイラストや写真を用いたこの本は、初心者でもわかりやすく工夫されています。

本書の特徴

本書では、ミニトマトの栽培方法をマンガで解説し、視覚的に理解しやすいよう工夫されています。具体的には、栽培に必要な道具や土の選び方、種まき、育て方など、手順を丁寧に紹介。さらに、成長過程を追うためのQRコードも付いており、スマートフォンから動画でより詳細な成長の様子を観察できます。これにより、子どもたちは実際の栽培の様子を目で見つつ学ぶことができます。

教育現場での活用

この本は、学校の授業における実践的な教材としても非常に役立ちます。観察した内容をどのように発表するか、農業に関する探究学習の一環として使えるため、学校の課題研究や夏休みの自由研究にも最適です。また、地域でのレクリエーション活動や園芸部の活動にも適した内容となっています。生徒自身が自発的に取り組めるような手引きになっており、教員にとっても指導がしやすい構成になっています。

著者について

この園芸本シリーズの著者は、清水俊英氏です。彼は1963年に神奈川県川崎市で生まれ、自然に囲まれた環境で育ち、植物と昆虫への関心を深めてきました。1987年に岩手大学農学部を卒業後、サカタのタネに入社し、造園や緑化に関する幅広い経験を積む中で、自然とのつながりの重要性を実感してきました。清水氏は、植物と人々が共生できる社会を実現するために、教育の場を通じて子どもたちが植物に親しむことの大切さを伝えています。

書籍の詳細情報

本書のタイトルは「わくわく園芸部 ①ミニトマト」で、A4変判の32ページ、定価は税込み3,300円です。2024年11月8日の発売が予定されており、ISBNコードは978-4-416-52413-8です。興味のある方は、ぜひお手に取ってみてください。

本書の購入は、誠文堂新光社のWebサイトから可能です。
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