熊本のグリーンランドに新型ジェットコースター導入予定
熊本県荒尾市に位置する「グリーンランド」は、遊園地業界に新たな風を吹き込むべく、新型のジェットコースターを2028年春頃に導入することを発表しました。このコースターは、鉄製の支柱と木製の走路で構成されたハイブリッドコースターで、国内でも珍しいタイプになります。九州地方においては初めての試みであり、アトラクションファンにとって注目の新スポットとなることでしょう。
この新しいジェットコースターの全長は620.8メートルで、アメリカ合衆国で製造され、サノヤス・ライド株式会社が施工を担当します。また、正式な名称やその他の仕様については、決定次第、随時お知らせされる予定です。
グリーンランドは、2012年に導入された「スターフライヤーゴクウ」以来16年ぶり、大型アトラクションの追加となり、さらに2007年に導入した「ブラックホールコースター」以来、21年ぶりとなるコースターの追加です。新たなアトラクションの導入は、訪れるお客様に新しい体験を提供する良い機会となるでしょう。
近年、グリーンランドは様々な魅力的なアトラクションを取り揃え、日本一のアトラクション数を誇る遊園地として知られています。施設内には全72機種のアトラクションがあり、子供からシニア層まで楽しむことができます。また、毎年夏季には「ウォーターパーク」がオープンし、多くの来場者で賑わいます。
さらに、夜間営業時には100箇所以上のイルミネーションスポットが輝く「Wonder illumination」が開催され、ロマンティックな雰囲気の中でアトラクションを楽しむことが可能です。これに加え、期間限定のイベントやキャラクターショー、花火大会など、多彩な催しも計画されています。
なお、以前から運行していた「ウルトラツイスターメガトン」は、2020年以降運休していましたが、ついに営業終了が決定しました。この動きも新しいアトラクションの通年での提供を可能にする一因となっています。
グリーンランドは、広大な敷地面積、約55万平方メートル、これは東京ドームの約11個分に相当し、西日本最大級の遊園地として多くの人々に知られています。来園者数も年々増加し、その人気は衰えを知りません。代表取締役社長である松野隆徳氏は、新しいジェットコースターの導入によって、さらなる集客が期待できると語っています。
今後の公式HPやお知らせを通じて、この新型コースターの詳細が発表されるのが待ち遠しいですね。アトラクションは日々進化を遂げており、これからのグリーンランドにはますます目が離せません。今後の展開から目が離せない、熊本のグリーンランドにぜひ訪れてみてください。