夫婦の愛と気遣い
2016-04-05 11:00:02
若者夫婦と中年夫婦の愛情と気遣いの違いを徹底調査!
いまどき夫婦の実態調査結果
最近の夫婦関係に関する調査が、株式会社ジーユーエヌによって実施されました。この調査は、全国の20代から60代の既婚男女500人を対象に行われ、夫婦間の愛情や気遣い、時間の使い方など多岐にわたるテーマが掘り下げられています。
若い世代の高い愛情と甘えたい気持ち
その結果、20代から30代の若者世代では、配偶者への愛情を感じている人が90.5%にも上ることがわかりました。これに対して中年世代(40代から60代)は77.0%。若者世代がより愛情深く、配偶者に甘えたいと感じていることが明らかです。実際、若者世代の71.0%が配偶者に甘えたいと思っていますが、中年世代では50.3%と、世代間での大きな差が見受けられました。
甘えたくても上手くできない若者世代
驚くべきことに、自らを「甘え下手」と認識している若者が48.0%に上ることがわかりました。甘えたくても、実際には多くの若者がその行動に躊躇しているのです。この状況について調査が進んだ結果、甘えない理由として「好きではない(40.3%)」や「恥ずかしい(23.6%)」という回答が多く寄せられました。自分の気持ちを表現することが難しい若者の姿が浮かび上がります。
夫婦の喧嘩と仲直りのサイクル
また、若者世代の約半数が月に1回以上の夫婦喧嘩を経験し、その仲直りのきっかけは男性によることが多いこともわかりました。男性は72.2%が自分から謝ると回答し、女性の46.1%に対してもかなり高い数値となっています。
時間を大切にしたい若者世代
調査結果から、若者世代の37.0%が配偶者と一緒にいる時間を増やしたいと思っており、中年世代の16.3%と比較しても大きな差があります。同様に会話時間を増やしたいという希望もあり、若者世代の42.5%がその気持ちを持っています。
二人の時間と個人の時間の違い
若者世代は「二人の時間」を大切にする傾向にある一方で、中年世代は個々の趣味や時間を尊重しています。調査でも、若者世代が77.5%の割合で二人の時間を重要視しているのに対し、中年世代は62.7%に留まっています。これにより、世代ごとの時間の使い方に違いがあることが伺えます。
年齢と共に変わらない価値観
興味深いことに、年齢に関係なく変わらない要素が「価値観」です。「価値観が合う」と感じる人は、世代にかかわらず約66%程度と、ほぼ変わらない結果が出ています。これは、年を重ねる中で得た共通の価値観が、夫婦関係をより深める要因となっているのかもしれません。
健康への気遣いと運動
最後に、今後夫婦でやりたいこととして運動が上昇している点も注目です。特に、一緒に運動をすることを望む声が高まり、健康を気遣う姿勢が見られます。調査では「一緒に運動をする」が今後やりたいこととして32.0%に達し、より良い健康ライフを目指そうとする夫婦の絆が浮き彫りになりました。
まとめ
調査により明らかになったのは、若者世代が中年世代よりも配偶者への愛情と甘えを強く持っていること、また時間の使い方にも世代による違いがあることでした。一方で、変わらない「価値観」が夫婦間をつなぎ、未来への健康意識も高まっています。これらの結果は、今後の夫婦関係の在り方を考える上で非常に重要なヒントとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ジーユーエヌ
- 住所
- 東京都新宿区新宿2-16-8-3F
- 電話番号
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