地域活性化を目指す株式会社サイバーレコードと株式会社かんざしの新たな提携

株式会社サイバーレコードと株式会社かんざしの業務提携

地域の魅力を引き出し、持続可能な稼げる地域づくりに取り組む株式会社サイバーレコード（熊本県熊本市）と、オンライン旅行予約サイト「ニーズツアー」を運営する株式会社かんざし（東京都千代田区）が新たに業務提携を結びました。この提携は、観光誘致および地域活性化を推進することを目的としており、両社の強みを活かして自由な地域創生を目指します。

提携の背景と目的

近年、地方創生が重要視される中で、ふるさと納税制度は自治体にとってただの財源確保だけでなく、自地域の魅力を発信し、関係人口を生み出す手段としても注目されています。サイバーレコードは数多くの自治体と協力し、ふるさと納税事業を通じて地域活性化に取り組んできました。対して、かんざしは宿泊施設や観光業者と連携して成功したプロモーションを展開しており、そのノウハウを生かして様々な地域の観光振興に貢献しています。これらを組み合わせることで、新たな観光誘致の形を作ることが期待されています。

具体的な取り組み

この提携により、サイバーレコードがふるさと納税事業を支援する自治体向けに、かんざしが企画した旅行関連商品を返礼品として導入することが始まります。具体的には、宿泊や航空券がセットになったパッケージツアー商品が返礼品の一つとなります。これによって、寄付者への選択肢を広げ、寄附後に地域を訪れる機会を提供することで交流人口の拡大を目指します。また、各自治体の特色を活かしたオリジナル旅行商品を開発し、地域体験の価値を高めることに努めます。

経済効果と今後の展望

この業務提携は、寄附者の来訪を促進し、その結果として地域内での宿泊・飲食・お土産購入などの消費を増加させることが期待されます。つまり、単に寄附を受けるだけでなく、実質的な地域経済への貢献が見込まれています。サイバーレコード及びかんざしの双方の強みを合致させることで、自治体、寄附者、地域住民すべてにとって価値ある取り組みを展開し、地域活性化を持続可能なものにしていく所存です。