2023年10月16日、世界食料デーに合わせて伊藤忠商事が主催する「いただきますの前、ごちそうさまの先。展 − What makes a nice meal? −」が東京・港区にあるITOCHU SDGs STUDIOでスタートします。この展示会は、日常生活の中で多くの人が当たり前に享受している「食」の背後に隠されたさまざまなストーリーを探求し、理解を深めるための体験型イベントです。
伊藤忠商事は、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を掲げ、「ITOCHU SDGs STUDIO」を設立しました。この場所は、SDGsに関する情報発信を行い、関連する活動を支援するためのプラットフォームとして機能しています。また、展示スペースを無償で提供し、SDGs活動に関心を持つ団体がその取り組みを広める場ともなっています。
今回の展示では、「食」をテーマにした多彩な内容が用意されています。エバンジェリストである冨永愛氏がプロデュースした「発酵美容弁当」を含む3種類のサステナブルな弁当が販売され、またそれぞれの弁当には未来の食材や廃棄されがちな食材を利用したレシピが含まれています。
主な弁当メニューは以下の通りです。
1.
発酵美容弁当: 塩麹さけや、玄米、青大豆のひじきご飯、他に発酵調味料を使った健康志向の料理が詰まっています。
2.
ミライ弁当: 現在の食材と未来の代替食材が比較できる内容で、食材の選択や料理方法のアイデアが示されています。
3.
すてない弁当: 通常は廃棄されがちな食材を最大限に活用したメニューで、環境への配慮を重視した一品です。
加えて、展示会では「いただきますの前、ごちそうさまの先」と題されたパネル展示が行われます。この展示では、日常の「食べる」という行為の背後にある社会的な課題を取り上げ、どのように解決できるかを考えさせられます。
また、来場者には「A NICE MEAL? ガチャ」として、様々な食体験の景品を獲得する機会が与えられます。これには、規格外が使用されたバナナケーキや大豆ミート、フェアトレードカカオを使ったポップコーンなどが含まれ、楽しみながら食に対する理解を深めることができます。
伊藤忠商事は、身近な食の選択がどのように持続可能な未来に貢献できるのか、そして個々ができるアクションについて考えるきっかけを提供しています。この展示は、10月16日から11月14日まで開催されるので、ぜひ多くの方に足を運んでいただき、食の未来を共に考えてみてほしいと思います。
イベント詳細:
- - 主催: ITOCHU SDGs STUDIO
- - 期間: 2023年10月16日(土)〜11月14日(日)
- - 会場: ITOCHU SDGs STUDIO 東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
- - 入館料: 無料(詳細は公式ウェブサイトをご確認ください)
- - 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌営業日)
この機会に、持続可能な食について興味を持ち、新たな知識や体験を得られる絶好のチャンスです。