Webアクセシビリティ調査
2024-12-13 09:45:40

美術館・博物館のWebアクセシビリティ調査、第6弾レポート公開

美術館・博物館のWebアクセシビリティ調査、第6弾レポート公開



株式会社STYZが展開するインクルーシブデザインスタジオCULUMUは、2024年4月から施行される障害のある人への合理的配慮の義務化に向けて、アクセシビリティに関する調査を行ってきました。そして、12月12日、都内美術館と博物館におけるWebアクセシビリティの対応状況に関する第6弾レポートを発表しました。これにより、ユーザー層の多様性を広げることが期待されています。

調査の背景と目的



近年、Webアクセスの重要性が増している中、特に障害のある人々にとって、アクセシブルなWebサイトは必須の条件です。この調査は、WEBサービスの普及と政府の支援を受け、Webアクセシビリティ対応が広がることを目指しています。特に、デジタル庁によるガイドラインの策定が進められており、既存の障害者差別解消法の改正により、民間企業についてもアクセシビリティの強化が求められています。

調査概要



今回の調査は2024年10月29日から11月12日まで実施され、都内にある59の美術館と45の博物館が対象となりました。その結果、Webアクセシビリティに関する方針を明示した施設は、美術館で約17%(10館)であり、博物館では約11%(5館)と進展が見られました。

調査結果の一部では、方針を公表している美術館・博物館の内、目標設定を行っているところも多く、特に美術館はその95%が等級AAの「準拠もしくは配慮」を目指しているという結果が出ました。しかし、全体的には90%以上の施設がアクセシビリティ試験を未実施としており、その普及が課題として浮かび上がりました。

アクセシビリティ無料診断の提供



この調査を踏まえ、CULUMUではWebアクセシビリティに関する無料診断を行っています。利用者に対しては、設計の段階からアクセシビリティを考慮する方法論を提案し、実装後には定量的・定性的な評価を提供することで、さまざまな人々が使いやすいサービスの提供を試みています。診断レポートは2〜3営業日以内に提供され、課題の可視化と改善策の提案が行われます。

まとめ



CULUMUは、アクティブにアクセシビリティの重要性を社会に伝え続けています。これからのデジタル社会において、障害の有無に関わらず、すべての人にとって利用しやすいWebサイトの構築は不可欠です。調査結果を基にした今後の取り組みにも期待が寄せられています。

詳細な調査内容については、CULUMUの特設ページをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社STYZ
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4クエストコート原宿102
電話番号

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