福岡市とLINEヤフーの屋台DXプロジェクトがACCシルバー賞受賞
福岡市の屋台文化をデジタル化する「屋台DXプロジェクト」が、2025年の「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」でACCシルバーを受賞しました。このプロジェクトは、福岡市とLINEヤフーコミュニケーションズが共に取り組んだもので、日本最大のクリエイティブアワードのうち、応募総数は2,263本にも及びました。
プロジェクトの背景
「屋台DXプロジェクト」は、福岡市が誇る観光資源である屋台をデジタル技術により進化させ、持続可能な発展と地域文化の魅力を最大限に引き出すことを目指しています。プロジェクトは2024年7月から始まり、屋台のLINE公式アカウント「FUKUOKA GUIDE」上でサービスを展開します。
利用者が送信した質問に対して博多弁で応える生成AIチャットボット「AIおいちゃん」を導入し、さらに屋台の営業時間や営業状況をリアルタイムで確認できる機能を設けております。このサービスを導入した結果、毎晩約700人が利用し、魅力的な屋台と出会っています。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは
このアワードは、広告の質の向上を目的とし、1961年に始まった「ACC CM FESTIVAL」に端を発しています。2017年にはその枠組みを広げ、あらゆるクリエイティブな取り組みを対象とするアワードとして生まれ変わりました。現在では日本最大級の広告賞として広く知られています。過去には、当社は「とつぜんはじまる避難訓練」でACCシルバーを受賞しており、今回が2度目の栄誉となります。
受賞に寄せて
プロジェクトの推進を担当したスマートシティ本部の南方尚喜部長は、屋台DXプロジェクトの始まりを新入社員の福岡での生活に結びつけています。屋台の魅力に触れ、人々にその魅力を知ってもらいたいという思いが、このプロジェクトの原動力となっています。毎日新たな出会いが生まれ、様々な人々が屋台に足を運ぶようになっています。
南方部長は「屋台の魅力は、美味しさだけでなく、人情味や温かさにもあります。このプロジェクトを通じて、デジタルと人間的なつながりの温かさを同時に伝えることができたと思います」と述べています。
御礼として福岡市屋台課や100を超える屋台の協力に感謝の意を示しました。
プロジェクトの未来
屋台文化のデジタル化は、単に便利さを追求するだけではなく、地域の魅力を再認識するきっかけにもなります。このような取り組みが進むことで、福岡市の屋台文化がますます多くの人に愛され、訪れる人々にとって魅力的な場所になることが期待されています。
LINE公式アカウント「FUKUOKA GUIDE」への友だち追加は
こちらからできます。今後もこのプロジェクトから目が離せません!