山田和樹の音楽
2025-11-14 13:51:26

山田和樹が織り成すフレンチ音楽の饗宴 - 日本フィル定期演奏会

日本フィルハーモニー交響楽団 第776回東京定期演奏会



公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が主催する定期演奏会が、11月28日(金)と29日(土)にサントリーホールで開催されます。指揮を担当するのは、近年の国際舞台での活躍が目覚ましい山田和樹氏。曲目には、フランスの名曲と邦人作曲家の作品が組み合わされており、聴衆に忘れられない音楽体験を提供します。

フランスと邦人作品が織り成す音楽の饗宴



今回のプログラムは、多彩な音楽性を持つドビュッシー、武満徹、ラヴェル、プーランクの作品がラインナップ。演奏会は、ドビュッシーのバレエ音楽《遊戯》で始まり、その後には武満徹の「マイ・ウェイ・オヴ・ライフ」。この作品は、英訳された田村隆一の詩の背後に、武満特有の柔和な響きが響き渡ります。

後半は誰もが知るラヴェルの名曲《ボレロ》で、音楽の高揚を予感させ、最後にプーランクの《スターバト・マーテル》によって深い感情が引き出されます。この対比が生み出す感動が、観客にとって新たな音楽の探求に繋がることでしょう。

山田和樹と日本フィルの深い絆



山田和樹氏は、日本フィルの正指揮者を10年間務めた経験から、日本フィルを「うちのオケ」と表現するほど、強い愛着を持っています。定期的に帰国して演奏を行う彼にとって、日本フィルの音楽は非常に大切な存在です。演奏の際、彼が観客と繋がりを持ち、感情を共有する姿勢が、独特の音楽体験を生み出しています。

インタビューの中で、山田氏は自らの音楽の哲学について語り、「音楽が持つ香りや温度を感じたい」と期待を寄せています。彼にとって音楽は、感情の表現であり、聴く人々に何かを考えさせるものであると強調しています。

プログラムの魅力



プログラムにある曲目の選定は、フランス音楽としての色彩感や、武満の作品における自然との調和が共鳴し、聴衆に深い感動をもたらします。特に、プーランクの作品は独自のユーモアと美しさが共存し、観客に強い印象を残すことでしょう。さらに、ラヴェルの《ボレロ》は、その反復的なリズムと音色の変化が、曲全体に緊張感とドラマをもたらします。

コンサートの詳細



演奏会は、11月28日(金)と29日(土)の2日間、サントリーホールで開催されます。28日にはマエストロのプレトークも行われ、観客に演奏内容の理解を深めてもらうための貴重な機会が提供されます。チケットは数に限りがあり、29日は完売。興味のある方は早めの購入をお勧めします。

まとめ



山田和樹氏が指揮する日本フィル第776回東京定期演奏会は、フランスと邦人音楽が交錯する独特のプログラムで、聴衆に深い感銘を与えることが予想されます。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく!


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会社情報

会社名
公益財団法人 日本フィルハーモニー交響楽団
住所
東京都杉並区梅里1-6-1
電話番号
03-5378-6311

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