新型小型ロードスイーパーMRS-05の登場
マルマテクニカ株式会社が、フルモデルチェンジしたオールインワンの小型ロードスイーパー「MRS-05」を2025年6月2日より新たに発売することを発表しました。この商品は、20年以上ぶりに大幅なアップデートが施され、特に各建設機械メーカーのミニホイールローダに後付けしやすくなった点が大きなポイントです。
新型ロードスイーパーの特長
新型MRS-05は、道路の清掃や粉じん抑制、工場内の清掃作業などに役立つアタッチメントです。この設備により、作業環境や工事現場の維持管理がしやすくなります。新開発の「フリーフロート・フッキング・システム」により、各社のミニホイールローダへの取り付けが容易になりました。これにより、従来の施工中のアーム高さ調整が不要になり、作業の手間が大幅に削減されます。
さらに、この新型スイーパーは、散水機能や前方視界を改善するセパレート散水タンクも新たに搭載しています。これにより、粉じんの抑制がさらに効果的に行えるようになり、作業の効率性が高まることでしょう。
進化した散水機能
セパレートタンク型の散水装置は、噴霧ノズルを見直すことで粉じんの舞い上がりを抑制し、また散水時間も延長されました。ホイールローダの改造が最小限に抑えられることも、使い勝手の良さを引き立てる要因と言えます。
油圧分岐システム
また、オプションとして用意された油圧分岐システムは、既存のホイールローダにも装着しやすくなっています。基本的には油圧3バルブを持つホイールローダに対応しているものの、油圧2バルブ車両にも対応可能な仕組みが搭載されています。これにより、ホイールローダのチルトシリンダーラインを油圧源として利用し、スイーパー本体のホッパー開閉やブラシ清掃の操作が実現しました。
販売に向けた展望
マルマテクニカとしては、毎年15台の販売を目指しているとのこと。新型MRS-05は、市場におけるレンタルホイールローダにも手軽に装着できるため、業界からの注目が集まることでしょう。新たな進化を遂げた小型ロードスイーパーが、清掃の現場にどのような変化をもたらすのか、大いに期待したいところです。
まとめ
2025年6月2日の発売が待たれる新型小型ロードスイーパーMRS-05は、現場での操作性向上や粉じん対策など多岐にわたる機能が充実しています。現場の作業環境を一新するこの新製品は、建設現場や工場での清掃作業の効率化を図る期待の星です。