大阪で進むカスタマーハラスメント対策について
近年、顧客や取引先からの過剰な要求や不当な言いがかりによって、企業が大きな悩みを抱えるようになっています。このような現象は「カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)」と呼ばれ、実際のビジネス現場では深刻な問題となっています。こうした状況を受けて、大阪府社会保険労務士会は、2025年3月17日(月曜日)にカスタマーハラスメント対策に関する無料公開講座「カスタマーハラスメントの現状と対策:企業が取るべき対応とは」を開催します。
開催の背景
このセミナーの目的は、カスタマーハラスメントに対する理解を深め、その対策を進めることです。厚生労働省は昨年12月に企業に対策を義務付ける方針を発表していますが、果たして各企業でその対策が進んでいるのでしょうか。最近の調査では、カスハラが引き起こす人材の離職や精神的健康への悪影響が報告されており、企業にとって早急な対応が求められています。
セミナーの詳細情報
1. 開催場所
セミナーはOMMビル1階のグランにて開催されます。住所は以下の通りです:
大阪府大阪市中央区大手前1丁目7
最寄り駅は京阪電車「天満橋」駅東口および大阪メトロ谷町線「天満橋」駅北改札口から徒歩すぐの場所です。
2. 開催日時
セミナーは令和7年3月17日(月)14時から16時まで行われ、受付は13時30分から開始します。
3. 参加費用
参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
プログラム内容
セミナーでは、関西大学社会学部の池内裕美教授をお招きして、以下の内容について学びます:
- - カスタマーハラスメントが深刻化する要因
- - カスハラ対応時の注意点や参考事例
- - 企業が取るべき姿勢や組織体制
池内教授は、過去20年以上にわたり苦情やクレームについて研究しており、特にカスタマーハラスメントの要因や対応策を具体的に説明します。このセミナーは、企業が大切な社員を守り、社員とともに成長するための重要なきっかけとなることでしょう。
参加方法
参加希望の方は、以下のリンクから申し込むことができます。会場参加とZOOMウェビナーの両方に対応しています。登録後、自動返信メールが送信されるので、会場参加の方は参加証として、ZOOM参加者は当日の参加に必要なURLを受け取ることになります。
- 会場参加申込ボタン
会場参加の方は
こちらから申し込みが可能です。
- ZOOMウェビナー申込
オンライン参加希望の方は
こちらからお申し込みください。
講師紹介
池内裕美教授は、関西学院大学大学院で社会学博士号を取得した専門家です。彼女の研究テーマには、過剰なクレームや消費者の逸脱的行動が含まれており、多数の著書と論文を執筆しています。セミナーでは、彼女の豊富な知識と経験を基にした具体的かつ実践的な内容が期待できます。
お問い合わせ
セミナーについての詳細やお問合せは、大阪府社会保険労務士会事務局までお願いいたします(担当:薬師・上田)。