abc株式会社の新たな挑戦
2026年6月15日、abc株式会社は合弁会社「Crawford Production Japan(CPJ)」において新たに「メディア・ライブイベント事業(CPJ STUDIOS)」を開始することを発表しました。この取り組みは、同社が進める格闘技エンタテインメント事業「Combat Entertainment 3.0」の大きな一歩として位置付けられています。
事業開始の背景と意義
日本には素晴らしい格闘技文化や有望なファイターが数多く存在していますが、それらの価値を国際市場に繋げる仕組みは限られているという現状があります。abc株式会社はこの点に注目し、世界的な格闘技イベントを通じて日本のファイターを世界へ広めるためのメディア・ライブイベント事業を立ち上げることを決定しました。
このチャンスを捉えるために、同社は元プロボクサーのテレンス・クロフォード氏を事業のリーダーに据え、人気ボクサーのライアン・ガルシア氏を広報戦略アンバサダーとして迎え入れました。これにより、ファイターの魅力を引き出し、ファンの拡大とともにスポンサーシップの価値を高めることを目指します。
事業内容の概要
新たに始まる「CPJ STUDIOS」は、以下の4つの核の領域から成り立っています。
1.
番組制作・配信: 英語と日本語を織り交ぜた番組を制作し、動画プラットフォームやSNSでの多角的な展開を行います。第一弾エピソードにはライアン・ガルシア氏らが出演し、既に収録を終えています。
2.
ファイターIPプロデュース: 日本人選手の国際的なブランド構築をサポート。海外市場での認知度を高める取り組みを行います。
3.
ライブイベント&体験: 公開収録やファンイベント、特別試合の企画・運営を行い、東京都渋谷区のエンターテインメント施設「CAMELOT」を利用します。
4.
スポンサーシップ: 番組や選手、イベントに対する協賛機会を創出します。
この事業の収益源は、スポンサー収入やプロデュース料金、チケット販売、配信広告、ライセンス収入に分かれており、持続可能な収益モデルを目指しています。
「共創モデル」に基づく取り組み
この新事業は、選手やファン、そしてパートナー企業との共創を重視しています。例えば、RIZINの総合格闘家・平本蓮氏も国内アンバサダーとして参加し、既存の格闘技団体との連携を図っています。競合の枠を超えて、日本発の格闘技を世界に届ける架け橋となることを目指し、業界全体の進展に貢献したいと考えています。
今後の展望
abc株式会社は、メディア化されたファイターの価値を国際市場に展開し、さらにIP化、デジタル資産化という三段階計画を掲げています。これらの展開により、中長期的な成長を見込んでいます。
これからの「CPJ STUDIOS」の成長には、注目が集まります。