素晴らしい才能が集う『PRODISM』の最新号
ファッションの新しい潮流「プロダクト至上主義」に基づいた雑誌『PRODISM』の最新号が、11月25日に発売されます。この号では、世界から注目を浴びている9人のデザイナーが特集されています。彼らはすべて、ファッション界で数々の賞を受賞し、独自の視点からデザインを展開しています。編集長自らが選び抜いた卒業生ブランドを通じて、彼らの作品とインタビューが掲載され、2024年秋冬シーズンのトレンドを探る内容となっています。
特集されたデザイナーたち
今回の号に登場するデザイナーは、国際的な舞台で活躍する面々です。まず、LVMHプライズでアジア人初のグランプリを受賞したdoubletの井野将之さん。彼は気鋭のブランドとして知られ、ファッション界でも高い評価を受けています。さらに、KHOKIのデザイナーであるSho Konishiさんも、日本人唯一のセミファイナリストとして選ばれ、ビヨンセや東京2020オリンピックに衣装を提供した経歴を持っています。これらの彼らの創造性は、ファッション界での新たな風を感じさせます。
続いて、RequaL≡の土居哲也さんは、パリで行われたイエール国際フェスティバルでの準グランプリを獲得。その後、パーソンズ美術大学を卒業し、ニューヨークを拠点にするといった経歴も注目されています。また、SEVESKIGの長野剛識さんは、「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボで話題となり、彼のブランドは常に新鮮なアイデアで溢れています。
さらに、amokの大嶋祐輝さんは、MEDICOM TOYやPUMAといったブランドとのコラボレーションで名を馳せています。特に、彼のアニメ「BANANA FISH」とのコラボは話題となりました。最後に、ANTOKの木代康太さんは、ヨウジヤマモト出身のデザイナーで、サステナブルなファッションに取り組む姿勢が高く評価されています。
雑誌の特長
『PRODISM』は、ファッションを商品として捉え、イメージやストーリーではなく、製品そのものの魅力を引き出しています。編集者たちは、商品の選定においてまるでバイヤーのように鋭い目利きで評価を行い、雑誌はプロダクトが主役の誌面を実現しています。モデルや取材相手の顔は登場せず、作品本来の素晴らしさが際立つ内容になっています。
モード学園
この特集にあたり多くのデザイナーが卒業した専門学校「モード学園」にも注目が集まります。東京、大阪、名古屋、パリにキャンパスを持ち、ファッションやデザイン、ビジネス、美容分野まで多岐にわたる教育を提供しています。ここで育まれた学生たちは、業界直結のカリキュラムにより高い就職率を誇り、多くのプロを輩出しています。
まとめ
11月25日から全国書店やオンラインストアで販売される『PRODISM』最新号。興味深いストーリーとその才能が詰まった一冊を手に取ってみてください。彼らの創造力に触れ、新しいファッションのトレンドをいち早く感じることができるでしょう。