新たな保険制度誕生
2018-07-24 11:10:02

精神疾患や認知症向けの新しい保険制度「わたしのお守り総合補償」が登場!

新しい保険「わたしのお守り総合補償」の登場



最近、精神疾患や認知症に関連するトラブルが増加しています。そんな中、一般社団法人全国地域生活支援機構「JLSA」が、精神疾患や認知症、さらには身体障害者を対象とした新しい保険「わたしのお守り総合補償」を2018年6月にスタートしました。この制度は、危険なトラブルから本人だけでなく、家族や支援者をも守るために設計されています。

保険の目的


「わたしのお守り総合補償」は、日常生活で発生する様々なトラブルのリスクを軽減するための保険です。精神疾患や認知症による事故、徘徊に伴う問題等に対する金銭的な賠償リスクをカバーし、更には振り込め詐欺や交通事故による被害に対しても補償を行います。これにより、精神的なサポートだけでなく、金銭的な安定も提供することが目指されています。

保険の補償内容


「わたしのお守り総合補償」には、以下のような三つの主要な補償が含まれています。

1. 個人賠償責任補償(最大3億円)
認知症や精神疾患の方が引き起こした事故に対して、家族や法定監督者が法的な責任を負う場合の補償を行います。これは事故の内容に関わらず、その影響を受けた方への賠償金をカバーするもので、様々なケースに適用されます。
例えば、公共交通機関の事故や医療機関でのトラブル、または通行人へのケガなど、広範なリスクに対応しています。

2. 弁護士費用補償
認知症や精神疾患の方が詐欺に遭った場合や労働問題に直面した際、弁護士への相談費用および委任費用が補償されます。日弁連「リーガルアクセスセンター」のサービスも利用でき、迅速に問題解決に向けたサポートを受けることが可能です。

3. ケガの補償
施設内や自宅での事故、または自然災害によるケガに対しても補償が行われます。これにより日常生活における安全感が高まります。

背景となる現状


日本では、2013年時点で知的、精神、身体障害者の数と認知症患者は合計で約787万人以上に上り、この数は今後も増加すると予測されています。特に高齢化に伴い、認知症患者は2025年には700万人を超えるとも言われています。これに対して、現在では十分にカバーできる保険制度が整っていないことが問題視されていました。これが「わたしのお守り総合補償」の必要性を後押しする要因となりました。

今後の展望


「わたしのお守り総合補償」は、精神疾患や認知症を持つ方々だけでなく、その家族や支援者にも安心を提供します。すでに申し込みを行っている個人に対して年間13,510円から23,600円の掛金で加入可能という手頃さも相まって、 この保険は多くの人たちにとって必要な選択肢となるでしょう。今後、この保険制度が多くの方に利用され、精神的・金銭的な支援を実現することが期待されます。

お問い合わせ


詳細な情報や申し込みに関しては、公式サイトまたはお電話でお問い合わせください。

公式サイト: JLSA公式サイト

会社情報


  • - 法人名: 一般社団法人 全国地域生活支援機構
  • - 所在地: 東京都新宿区百人町1−20−22第2ムサシノビル2階
  • - 電話番号: 03-5337-8052

この保険が多くの方にとって心強い味方となることを願います。

会社情報

会社名
一般社団法人 全国地域生活支援機構
住所
東京都新宿区築地町4番地 神楽坂テクノスビル2階
電話番号
03-4500-8481

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