AIセキュリティフォーラム
2026-06-17 13:25:31

AI時代のサイバー防衛戦略フォーラムの詳細レポート

AI時代のサイバー防衛戦略フォーラム



AIデータ株式会社が5月21日に開催した「AIエージェント×AXフォーラム」では、最新のサイバーセキュリティ戦略が議論されました。生成AIの普及が進む中で、企業は新たなセキュリティ戦略を模索しています。このフォーラムには、サイバーセキュリティの専門家や企業関係者が一堂に会し、AIを活用した最新のセキュリティ対策についての知見が共有されました。

セッションの概要



セッション1: 経営判断と実行能力の2レイヤー戦略


AOSグループの代表、佐々木隆仁氏は、サイバーセキュリティを単なるIT部門の問題に留めず、企業の基盤を守る経営課題として捉えるべきだと提言しました。最近のサイバー攻撃は、情報漏えいやシステム停止を超えて、企業の継続や価値に深刻な影響を与えます。このような背景から、サイバーセキュリティを「何を守るか」を決定する経営判断レイヤーと、「守り続ける」実行レイヤーに分ける重要性が強調されました。AIを活用して経営と現場の連携を強化し、攻撃を受けても迅速に復旧できる体制を整える必要があります。

セッション2: AIエージェント時代の新たな脅威


VicOne株式会社の原聖樹氏は、自動車やロボットにおけるサイバーセキュリティの動向を紹介しました。AIを狙った攻撃やAIエージェントを悪用した手法、ロボットへのサイバー攻撃事例などが取り上げられました。生成AIの進化により、攻撃がより迅速かつ巧妙になる中、防御側もAIを活用することが重要であると強調されます。

セッション3: AI InfraSecのリアルタイム実演


AIデータ社の志田大輔氏は、AI InfraSecのデモを通じて、特許情報と技術情報を統合し、複数のAIによって脅威分析を行う仕組みを示しました。インシデント発生時には、迅速に状況を把握し、対策を立案する体制が整えられていることが確認できました。

セッション4: AIトラストの設計


サイバーセキュリティクラウドの渡辺洋司氏は、生成AIの急速な普及により新たなリスクが浮上している現状を指摘しました。特に、情報漏えいや権限管理の問題は、AIエージェントの普及に伴い顕著になっています。彼は「トラスト・バイ・デザイン」や「最小権限」など、AIガバナンスにおける重要な原則を紹介しました。

セッション5: 攻撃者の視点から見たAI


レオンテクノロジーの守井浩司氏は、AIがどのように攻撃プロセスを変革しているのかを解説しました。攻撃者の自動化されたプロセスについて説明しつつ、現時点では従来のセキュリティ対策でも対抗可能だと指摘します。

セッション6: ゼロトラスト化


ベリフィケーションテクノロジーの竹内秀人氏は、医療や産業機器のセキュリティ課題を解決するため、不可視化技術を紹介しました。これは、通信経路の制御や機器の隠蔽を通じて、既存の設備を変更せずに防御力を高めるアプローチです。

セッション7: フォレンジック活用術


リーガルデータの森田善明氏は、サイバーインシデント発生時の初動対応でフォレンジック調査がいかに重要かを説きました。具体的な手法を挙げ、事実確認が迅速化することで、効果的な経営判断に繋がると述べます。

特別セッションの議論


このフォーラムの特別セッションでは、各講演者がAI時代のサイバーセキュリティの未来について議論しました。AIによるデータの管理やガバナンスが今後の企業運営において重要になることが再確認され、AIを活用した新たなビジネスパートナーシップが必要であるという結論に至りました。

次回フォーラムの案内


AIデータ社は、次回6月23日に「防衛」をテーマとしたフォーラムを予定しています。防衛関連の企業や技術戦略を担当する方々の参加が期待されます。詳細は公式サイトでご確認ください。

AIデータ社は、20年以上にわたり企業に信頼されるデータインフラを提供し、現在まで9,000社以上の企業から支持されてきました。今後もAI技術を活用し、データと知的財産の分野でのさらなる革新を目指します。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
AIデータ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-1-5メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6683-0890

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。