三菱UFJとTOPPANの連携
2025-07-01 10:27:39

三菱UFJ銀行とTOPPANが連携し環境意識向上を目指す新プロジェクト

三菱UFJ銀行(MUFG)とTOPPANが業務提携し、持続可能な社会の実現を目指した取り組みを始めます。具体的には、TOPPANが製造した紙製飲料容器「カートカン®」を使用し、特別デザインの「MUFGウォーター」が提供されることになりました。この取り組みは、2025年7月から三菱UFJ銀行の東京本部ビル内でスタートします。

「カートカン®」は、間伐材を30%以上含む国産製紙を主原料としており、環境負荷の軽減に大いに貢献する製品です。この容器は、クリーンで高品質な紙製飲料容器を提供しながら、プラスチック使用量の削減を実現します。具体的には、従来のプラスチック製PETボトルの使用量が100%であるのに対し、「カートカン®」は約30%のプラスチック使用に抑えられているため、環境への配慮がなされています。

MUFGは今後、会議室等でこの「MUFGウォーター」を顧客に提供し、環境意識の普及を図ります。この取組は、間伐材の適正利用を促進するとともに、CO2吸収源となる森林環境の育成、さらには地域経済の活性化にもつながることが期待されています。また、この活動を通じて、銀行の従業員自身の環境意識が高まるという好循環も生まれるのです。

持続可能性を重視するMUFGは、2024年度からの中期経営計画において、サステナビリティ経営を重要な柱とし、「カーボンニュートラル社会の実現」「自然資本・生物多様性の再生」「循環型経済の促進」を優先課題と位置付けており、この新しいプロジェクトもその一環です。TOPPANグループも、サステナビリティの観点から「サステナブルな地球環境の実現」を掲げており、「カートカン®」の普及を通じた持続可能な社会作りに貢献することを目指しています。

TOPPANは、特に「カートカン®」を用いた取り組みが広がりを見せている中、企業のノベルティや来訪者・会議の用途での「MUFGウォーター」を積極的に提供する計画です。このように、三菱UFJ銀行とTOPPANの連携は、環境問題の解決に向けた重要なステップといえるでしょう。

最後に、両企業の今後の活動が持続可能な社会の構築に寄与し、より多くの企業も参加することで、環境への配慮が広がっていくことを期待したいところです。三菱UFJ銀行とTOPPANが手を組むことで、企業活動の新しい形が生まれ、社会全体の環境意識の向上へとつながることを願っています。


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会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
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