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大阪芸術大学短期大学部『卒業制作展2025』オープニングセレモニー

2025年2月7日から11日までの期間、大阪芸術大学短期大学部にて『卒業制作展2025』が開催されます。初日である7日には、オープニングセレモニーが行われ、学生たちが2年間の学びの集大成である作品を披露する舞台が整いました。

この特別な日には、学校法人塚本学院の副理事長である塚本英邦氏が挨拶し、「卒業制作は学生たちが学びの中で蓄積した知識や技術の成果であり、彼らの新たな生活への第一歩ともなる重要な作品です」と語りました。学生たちは、分野に束縛されず多様な学びを反映させた作品を製作してきました。

本展では、174点もの作品が展示されており、それぞれが学生たちの情熱と独自の感性を表現しています。作品を実際に見て、感じることで、学生たちの数々の挑戦や成長を体感することができます。

受賞作品の紹介

オープニングセレモニーでは、特に優れた作品に対して賞が授与されました。以下に、受賞者の作品と彼らの想いを紹介します。

学長賞

黒部 晴菜

作品名: 「緒陽高等学校 SHOYO Senior High School」
黒部さんは、自らの不登校経験をテーマにした作品を通じて、「コミュニケーションを取れる仕組み」を考え、居心地の良い空間を提案しました。彼女の作品は、困難な背景を抱える学生たちが連携し、つながれる環境作りに焦点を当てています。

銀賞

好井 授

作品名: 「Today is also Today 〜今日も今日とて〜」
好井さんは、高校での農業経験とデザインの学びを重ね合わせ、自身の成長を表現しています。農業とデザインが共通する『育てる』というテーマを持った作品は、自分自身の技術向上も含んでいます。

銅賞

河野 謙人

作品名: 「TURAGAMAE」
河野さんは、この2年間の学びを通して自分の表現が変わっていったことに気づき、その成果を作品に反映させました。「TURAGAMAE」というタイトルは、自身の変化を象徴する意義深いものです。

学科奨励賞

井上 桜華

作品名: 「HITOE」
井上さんは、現代のルッキズムに対する作品を通じて、自分自身のコンプレックスを克服していく過程を表現。SNSでの気づきから他者との美しさを求める姿勢を示しています。

イベント概要

『卒業制作展2025』は、以下の詳細で開催されます：

• - 会期: 2025年2月7日（金）～2月11日（火・祝日）10:00～16:00
• - 会場: 大阪芸術大学短期大学部 伊丹学舎 体育館前

(兵庫県伊丹市荒牧4-8-70)

• - 入場料: 無料
• - 主催: 大阪芸術大学短期大学部

この展示を通じて、学生たちの努力と成果をぜひ感じてみてください。

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