立正大学図書館開館100周年特別展のご案内
2026年に開館100周年を迎える立正大学図書館。この特別な年を記念して、特別展「山上ヽ泉と錦絵-100年前の図書館開館記念展を振り返る-」が開催されます。本展では、山上丶泉の錦絵類を中心に紹介し、図書館が歩んできた歴史を振り返ります。
山上丶泉の人物像
山上丶泉(やまがみ・ちゅせん)は、明治から昭和にかけて活躍した日蓮宗の僧侶であり、国文学者、さらに歌人としても知られる人物です。1880年に生まれ、1951年に逝去。僧階は僧正にまで昇進し、立正大学の教授としても貴重な貢献を果たしました。彼は短歌結社「かぐのみ社」を立ち上げ、「中学文壇」の主筆を務め、数々の詩を残しました。
また、彼は古書や錦絵の収集家としても知られ、この愛好が図書館開館時に重要な役割を果たしました。1926年、図書館の開館を祝うために開催された初回の記念展で、多くの所蔵品を提供し、立正大学の門出を華やかに飾りました。100年の時を経て、彼の残した錦絵が再び展示されます。
特別展の内容
特別展の展示期間は、2026年6月4日から7月20日まで。この間、訪問者は立正大学図書館の8号館B1古書資料館、11号館1F展示コーナー、13号館B2特別展示室で、錦絵類をじっくりと鑑賞することができます。それぞれの会場での開館時間は異なるため、詳細な情報は公式サイトにて確認することをおすすめします。
展示される資料には、「高祖御一代略図(建治三年九月身延山七面神示現)」、「〔清正公渡海船中〕」、江戸時代の風俗を描いた「江戸自慢三十六興(池上本門寺会式)」などが含まれています。これらの作品は、当時の文化と伝統を感じさせる貴重な資料です。
なぜ今、山上丶泉が重要なのか
この特別展は、山上丶泉の影響を受けた文化的遺産を再発見する絶好の機会です。彼が遺した錦絵は、単なる芸術作品ではなく、時代を超えて人々に知識を伝える重要な手段でもあります。展示を通じて、訪問者が「知の継承」の物語を感じ取り、図書館が果たしてきた役割を再考するきっかけになることを願っています。
今回の展示は、立正大学品川図書館の主催に加え、池上本門寺霊宝殿と立正大学文書館の協力を得て実現しました。多くの人々にこの貴重な体験を届けるため、ぜひ足を運んでください。
改めて、立正大学図書館100周年を祝うこの特別展へのご来館を心よりお待ちしております。