舞台芸術アカデミー
2025-05-26 10:27:24

東京芸術劇場の舞台芸術アカデミー、参加者募集中!

東京芸術劇場が、2025年7月から8月にかけて「シアター・コーディネーター養成講座」を開催します。この講座は、劇場と社会を繋ぐ人材養成を目的としており、「当事者」や舞台芸術に関心を持つ方々が、そのプロセスを学ぶための貴重な機会です。近年、このようなコーディネーターが果たす役割はますます重要になってきており、多様な当事者との協働を通じて新たな視座を得ることが期待されています。

講座の核心となるテーマは、「当事者とは誰か?」という問いです。本講座では、参加者自身が実際にリサーチを行うことを通じて、この問いに迫ります。また、ダイレクトなフィールドワークを含むプログラムが設定されており、実践的な学びを得られることが特徴です。全8回の講座は、毎回異なるトピックに焦点を当て、さまざまなゲスト講師が参加します。

まずは、オリエンテーションが行われ、講座の全体像や仲間との関係性を築き、次に村川拓也氏をクラスに迎え、ドキュメンタリー演劇の制作プロセスについて考えます。更には、兼島拓也氏と石垣綾音氏を招いた講演会を通じて、沖縄の現実に基づくプロジェクトのアプローチにも触れます。

特に重要なのは、社交の場である「対話の時間」です。参加者は、感受性を育み、アーティストたちとの意義深い対話を通じて、新たな視点を得られます。そして、後半は企画発表とフィードバックを受けることで、学びを具体的な形にする力を磨きます。

参加者には心強いサポートがあります。講座の監修を担う林立騎氏は、舞台芸術の現場で豊富な経験を積んでおり、その知見をもとに参加者の活動を積極的にサポートしてくれます。これにより、受講生は自らのアイデアを磨き、現実の枠組みの中で実践する力を身に付けることができます。

このような機会を活かし、自分の視点や想いを発信することで、舞台芸術を通じて社会とつながる新たな可能性が開かれるでしょう。

参加資格としては、劇場および舞台芸術、コミュニティアートに関連する活動を希望する方々を対象としています。特に、日常会話ができる日本語スキルを有することが条件です。

この講座に参加することで、社会との関わりの重要性を再認識し、様々な人々とともに新しい舞台芸術を作り上げるプロセスを体験することができます。特に全8回の講義に参加することで深い学びが得られるため、関心のある方は早めに申し込むことをお勧めします。


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会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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