「里子・養子当事者のお話を聞く会」の詳細
不妊治療に際し、さまざまな支援を行うNPO法人Fine(ファイン)が、2026年2月7日(土)に「里子・養子当事者のお話を聞く会」を実施します。このイベントは、里親や養子縁組に関する理解を深めることを目指した「多様な絆のかたちプロジェクト」の一環として行われます。
イベントの概要
この会はオンラインでZoomを介して行われ、参加者は無料で参加できます。開催時刻は午前10時から11時30分まで。特に、里親や養子に関する当事者の生の声を聴くことで、参加者は彼らの経験や想いを理解し、里子・養子についての意識を高めることが期待されます。
背景と社会的ニーズ
日本では、親と一緒に育つことができない子どもたちが多く、彼らの大半は施設で生活しています。家庭的な環境で育てることへの社会的なニーズが高まる中、血縁のない親子の関係については依然として理解が不足しています。Fineには、「産む以外の選択肢を早く知っていれば…」という声が寄せられることが多く、実際に多くの人が養子縁組に対する理解が深まっていないと実感しています。
これを受け、2024年には「多様な絆のかたちプロジェクト」が立ち上がりました。プロジェクトの目的は、子どもたちが温かい家庭で育つことを可能にし、また、子どもを望むカップルが自身に適した選択をできるようサポートすることです。
過去のイベントと新たな試み
2025年の初めから中旬にかけて、ドキュメンタリー作品の上映や講演会など、オンラインイベントが三回行われました。これにより参加者は意見交換の時間を持ち、自身の境遇について話し合うことができました。
その中で、「親だけでなく、里子や養子の話も聞いてみたい」との要望が寄せられたため、今回の会は新たに里子や養子の当事者に焦点を当てています。
プログラム内容と登壇者
ゲストスピーカー
- - 小春さん(里子当事者): 2006年生まれで、乳児院から3歳で里親家庭へ移り育った経験があります。
- - みそぎさん(養子当事者): 特別養子縁組で育った後、会社員として働きながら、自身の経験をブログやSNSで発信しつつ、特別養子縁組家庭支援団体「Origin」を設立しました。
プログラムは、10時から講演の開始、質疑応答を経て、11時30分にはクロージングを行います。
このイベントは、血縁のない親子関係に不安を感じている方々にとっても、非常に価値ある機会となることでしょう。多様な絆のかたちが少しでも多くの人に理解され、広がることを願っています。
参加方法
参加申し込みは、開催日1週間前を目安に行うと、当日のZoomリンクがメールで送られます。興味がある方は、早めに申込みをお勧めします。
このイベントの開催は、子どもたちにとってより良い未来を創り出すための大切なステップです。みなさんの参加をお待ちしています。