2024年版沖縄県の街の幸福度と住み続けたい街ランキングが発表

沖縄県の幸福度と住み続けたい街ランキング2024

2024年の「街の幸福度」および「住み続けたい街ランキング」が大東建託から発表され、沖縄県の居住満足度に関するデータが集計されています。本調査では、過去最大級のサンプル数を利用し、住民の意見を反映させました。

幸福度ランキングのトップ3は

この調査によると、2024年の幸福度ランキングで1位に輝いたのは中頭郡嘉手納町で、昨年の順位から見事に上昇しました。続いて2位は石垣市、3位は浦添市がランクイン。この3市町は、昨年に比べ順位を上げた自治体でもあり、特に浦添市は昨年の9位から一気に3位に浮上しました。

新たに5位に入った国頭郡本部町（昨年の順位非公開）も注目され、さらに8位には南城市がランクイン。全体として、トップ10には郡部に属する町が多数含まれています。

調査方法

「街の幸福度」は、自治体ごとに回答者50名以上を対象とし、過去5年間（2020年～2024年）にわたるデータを累積して集計されました。これにより、各自治体の幸福度がより信頼性のある形で示されています。

住み続けたい街ランキング

続いて、住み続けたい街ランキングでは、1位が中頭郡北谷町に決まりました。北谷町は昨年の2位から急上昇。2位には先述の嘉手納町がランクインし、3位は中頭郡北中城村と、こちらも安定した人気を誇る街です。

さらに、今大会初めてトップ9に名を連ねたのは国頭郡恩納村であり、昨年は集計対象外でしたが今年はその地位を確立しました。時代の変化に合わせて、住民の意向も変化していることが垣間見える調査結果となっています。

調査概要

この調査は株式会社マクロミルの協力のもと、インターネット経由での調査票配布および回収を行い、合計8,222名の住民からの回答を集めました。これにより、男女比や未既婚、子ども有無、世代比など、多様なデモグラフィック情報が収集され、地域に根ざした情報として活用されています。

調査期間は2024年2月21日から3月14日まで実施され、最新の平均値によって評価されました。これにより、地域住民の「幸せ」とは何か、住み続けたいという意識の在り処が判明しました。