フードリボンの新商品
2021-05-21 10:06:32

持続可能な未来を見据えたフードリボンの新ストロー販売開始

株式会社フードリボンは、沖縄県・大宜味村を拠点に持続可能な産業の実現を目指し、「KISEKI パイナップル葉繊維ストロー」を発売開始しました。この新しいストローは、パイナップル果実の収穫後に廃棄されていた葉から抽出した繊維を基にした、環境に優しい製品です。用途としては、飲料用ストローとして使われるほか、飲食店や様々な事業所で利用されることを想定しています。

このストローの製造には、繊維抽出時に生じる副産物であるセルロースと、PLA(ポリ乳酸)を組み合わせた天然素材が使用されています。このため、生分解性があり、自然環境に負荷をかけない設計となっており、持続可能性を訴求する製品として注目されています。

また、特筆すべきはコストパフォーマンスです。廃棄物を原料としているため、従来のストローに比べて価格を抑えることが可能となっており、この製品は広く利用されることが期待されています。

フードリボンは、今年4月から沖縄県内のホテルや事業所向けにパイナップルストローの出荷を開始。循環型社会の実現に向けて、国内外市場への展開も視野に入れています。このストローの発売は、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環として位置づけられ、沖縄県での持続可能な産業のモデルケースとなることを目指しています。

パイナップルの葉から抽出した繊維を使用した製品は、他にもある予定です。例えば、2021年夏には銀座・和光で、沖縄のアロハシャツブランド「パイカジ」によるパイナップル繊維入りアロハシャツの限定発売が予定されています。また、農業生産法人である沖縄美ら島ファームが生産する「ゴールドバレルパイン」を利用した「葉を捨てないKISEKIのパイン」というギフトボックスも、7月に限定発売予定です。

フードリボンの取り組みは、地域の資源を有効活用し、持続可能な社会の実現に寄与するものとして高く評価されています。オンラインストアでは新製品などの情報も随時更新されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。オンラインストアへのリンクは次の通りです:フードリボンのパイナップルストロー販売ページ です。

フードリボンは2017年に設立され、沖縄の特産品を活かした製品開発を行い、やんばる世界自然遺産登録応援プロジェクト「KISEKI」を進めています。2019年からは、沖縄のパイナップルの葉を活用したプロジェクトに着手し、2020年には沖縄県の「おきなわSDGsパートナー」にも登録されています。さらに、沖縄県内の主要8社が参加する「オキナワ・スタートアッププログラム」にも選ばれ、地域のアクティビティとしての地位を確立しています。

フードリボンの今後の動向にも注目が集まっています。持続可能な社会への貢献を目指して、さらなる革新を期待しています。

会社情報

会社名
株式会社フードリボン
住所
沖縄県国頭郡大宜味村饒波2216-1
電話番号
098-917-1830

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