住友生命健康保険組合に新ヘルスケアアプリ「HELPO」を導入

ヘルスケアアプリ「HELPO」の導入

住友生命健康保険組合が、新たにヘルスケアアプリ「HELPO」を導入することが発表されました。このアプリは、ソフトバンク株式会社の子会社であるヘルスケアテクノロジーズが提供するもので、従業員の健康維持や医療のサポートを目的としています。

増加する医療費と健康保険組合の課題

近年、健康保険組合では医療給付費や高齢者医療制度への支出が増加傾向にあり、多くの団体が2024年度の収支を赤字と見込んでいます。特に、同健保においては医療費削減が喫緊の課題であり、ジュネリック医薬品の利用促進やセルフメディケーション、保健事業への積極的な参加など、様々な取り組みを行っています。

「HELPO」の機能とは

「HELPO」は、24時間365日、医療の専門家に気軽に相談できるチャット機能を提供しています。急な体調不良時にも、受診前に相談が可能です。さらに、平日の夜間や土日も予約不要でオンライン診療を受けられるため、多忙なビジネスパーソンにとって非常に利用しやすい環境が整っています。

また、自身の健康データを管理できる「マイカルテ」機能もあり、個人の健康状態を可視化して健康維持に役立てることができます。

企業の健康経営を支援

ヘルスケアテクノロジーズは、アプリ「HELPO」を通じて、従業員の健康増進に関するセミナーやコンテンツも提供しており、企業の健康経営を推進するパートナーとしての役割を担っています。従業員の健康をサポートし、企業全体の生産性向上にも寄与することを目指しています。

まとめ

「HELPO」は、医療の専門家と繋がり、気軽に健康相談ができるアプリであり、特に急な体調不良や日常的な健康の悩みに応える多機能さが魅力です。企業が直面する医療費増加という課題に立ち向かうため、効果的な手段となることが期待されています。今後も、ヘルスケアテクノロジーズは、企業の健康管理を強力にサポートしていく方針です。