成蹊大学でのキャリア講演、人生100年時代の歩き方を探求

2025年6月24日、Empower株式会社は成蹊大学で「人生100年時代のライフタイムキャリアの歩き方」をテーマにした講演を実施しました。この講演には、同社の代表取締役CEO兼CHROである岡村一輝氏がゲスト講師として登壇しました。彼は、成蹊大学経済学部の卒業生でもあり、大学での学びを基にした実践的なキャリアの選択を話しました。また、アライアンス推進リーダー兼コンサルタントの岡野颯氏も登壇し、自らの就職活動の経験や、ベンチャー企業入社時の実体験についてプレゼンテーションを行いました。

この講演では、第一部として「新卒ベンチャーはあり？なし？」が取り上げられ、次に「ライフタイムキャリアの歩き方」、そして第三部で「人生100年時代、狙ったキャリアの作り方」を詳しく解説しました。特に、岡村氏は自己のキャリア形成においての戦略的重要性についてデータを交えながら語り、未来に向けて学生たちが自らのキャリアをどのようにデザインしていくべきかのヒントを提供しました。

後半では、参加者たちが自身の10年後の理想像を描き、その実現に向けたステップを考える参加型のワークショップも実施され、非常に活発な意見交換が行われました。約200名の学生が参加し、その熱心な姿勢が印象的でした。事前に行ったアンケートを基にしたワークもあり、学生たちのキャリアについての理解を深める良い機会となりました。

登壇者である岡野氏は、成蹊大学において自身の経験を元にした講演の大切さを強調しました。彼は「理想と現実のギャップに向き合い、それをどう埋めるか考え抜く力の重要性」、また「実現したい目標があれば、自らその扉を開く勇気が必要」と語り、学生たちに向けてエネルギッシュにメッセージを伝えました。学生たちもその熱意に触発されたようで、「新卒採用を行わない企業に自らアプローチした岡野さんの経験を通じて多くを学んだ」といった感想が寄せられました。参加者の一人は、「キャリア設計において自分の目的を明確にすることの重要性を再認識した」とも話しました。このように、学生たちは本日得た教訓を今後の活動に生かす意欲を新たにしました。

Empower株式会社は、今後も大学と連携し、幅広い世代のキャリア形成を支援していく意向を示しています。特に若い世代だけでなく、中堅やハイキャリア層へのサポートも視野に入れており、講演やキャリアイベントなどを通じて価値を提供する予定です。また、組織人事に関するコンサルティングや採用支援などのサービスとも相互に連携し、より良いマッチングを実現していく考えです。

今回のイベントを通じて得た知見を基に、他大学や地方自治体との協力も視野に入れており、キャリア支援や人材育成に貢献できる機会を増やしていくとしています。関心のある方がいれば、ぜひお気軽にお問い合わせをいただきたいです。私たちも、これからの時代のキャリア形成に貢献するための様々な取組みを行ってまいります。