メゾン・テルモンが国際的な名声を獲得
シャンパーニュの有名メゾン・テルモンが、「グローバル・オーガニック&ヴィーガン・ワイン・マスターズ2026」にて最高賞である「マスター・メダル」を受賞しました。この選ばれたワイン、「レゼルヴ・ド・ラ・テール(オーガニック)」は、完全に有機栽培されたブドウから造られたものです。
オーガニックワインの中でその質の高さが認められ、同メゾンの「レゼルヴ・ド・ラ・テール ロゼ」も「ゴールド・メダル」を獲得しました。これは、メゾン・テルモンが長年にわたり「母なる自然の名のもとに」という理念をもとに、自然と共生する姿勢を貫いてきた成果です。
信念と理念
メゾン・テルモンは、1世紀以上にわたり、環境への配慮を持ちながらシャンパーニュを造り続けてきました。「大地が美しければ、ワインもまた素晴らしいものになる」という信念を持ち、オーガニック農法によって健康な土壌や生物多様性を育成することを目指しています。このようなアプローチが、より精緻でフレッシュなワインを生むことに繋がっています。
受賞シャンパーニュの特長
特に「レゼルヴ・ド・ラ・テール」は、メゾンの哲学を象徴するキュヴェです。このワインの第3弾となる「レゼルヴ・ド・ラ・テール III (ベース2021)」は、64%が豊富な収穫を得た2020年産、36%がフレッシュな2021年産のブドウを使用し、シャルドネ44%、ムニエ33%、ピノ・ノワール23%がブレンドされています。ジャスミンやホワイトペッパーの香りが漂い、理想的なフレッシュさと精密さを兼ね備えた仕上がりです。
金賞を受賞した「レゼルヴ・ド・ラ・テール ロゼ II(ベース2022)」は、2022年産を73%使用し、シャルドネ34%、ピノ・ノワール23%、ムニエ43%という構成で作られています。驚くほどの精密さとエレガンスを持ち、鮮やかなフレッシュさが特徴的です。
2031年目指す取り組み
現在、シャンパーニュ地域の有機認証を取得している畑は全体の約6%に過ぎませんが、メゾン・テルモンは、2021年から2031年までの間に自社農場及び契約農家の畑を100%オーガニックおよびリジェネラティブ農法に転換することを目指しています。現時点で70%の畑が有機栽培を実施しており、先を見据えた取り組みを進めています。
さらには、2025年にはシャンパーニュメゾンとして初の「リジェネラティブ・オーガニック認証(ROC™)」を取得予定です。これは、持続可能な農業はもちろん、環境再生型の手法を追求するという重要な意義を持っています。
テルモンのビジョン
メゾン・テルモンは、ワインの個性は土壌に宿ると考え、生命力豊かな土壌がバランスのとれたブドウを育むことで、素晴らしいシャンパーニュが生まれると信じています。「レゼルヴ・ド・ラ・テール」をリリースする度に、このオーガニックおよびリジェネラティブ農法こそが、今後のワイン生産の未来であると確信を深めているそうです。
まとめ
ワインの品質が評価される中、メゾン・テルモンの受賞は、環境への配慮と卓越した技術の証明とも言えます。「大地が美しければ、ワインもまた素晴らしいものになる」という理念は、彼らの根底に据えられた信念であり、持続可能な未来を見据えた挑戦の象徴です。今後、テルモンからどんな新しいワインが生まれるのか、期待が高まります。