伝統と革新が融合するプラットフォームの誕生
株式会社一蔵が、着物文化の発展を目的にロイヤル顧客プラットフォーム『coorum community(コーラムコミュニティ)』を導入したことが明らかになりました。この新たな試みは、着物を愛する人々が集まるオンラインの場を提供し、着物文化をより広く発信していくことを目指しています。
coorum communityの背景
このプラットフォームの導入には、着物の魅力を広げたいという一蔵の思いが込められています。これまで、着物に関する交流の場は主にオフラインで行われてきました。とりわけ、着方教室「いち瑠」では、参加者同士の絆を深めるための活動を行ってきましたが、SNSなどによるオンラインでの発信には限界がありました。
そこで、一蔵は「いち瑠の放課後」というファンコミュニティサイトを立ち上げることになり、ここで奈良着物の魅力を発信するために、『coorum community』が選ばれました。オンライン上で自由に交流できるこの場は、着物好きにとって新たな出会いと交流の機会を提供します。
伴走型のサポート体制
『coorum community』を選んだ主な理由の一つに、Asobicaの伴走型サポートが挙げられます。Asobicaのメンバーが定期的にコミュニケーションを取り、事業内容や目的に沿ったコミュニティ活性化の施策を提供することで、一蔵の活動をサポートしてくれます。これにより、着物文化の熱気を一緒に盛り上げていくことができるのです。株式会社一蔵の担当者は、Asobicaの熱量と中長期的な視点が決め手だったと話しています。
「いち瑠の放課後」について
「いち瑠の放課後」は、一蔵が運営するコミュニティの中心として位置付けられています。ユーザーはこのプラットフォームで、着物に関する話題を自由に語ることができ、自分たちの「きもの愛」を共有できます。また、着物の写真を投稿できる機能もあり、他のファンと着物を着た日常を紹介し合うことができます。このような交流が、着物を着る機会をさらに増やし、文化の普及に寄与することが期待されています。
着物文化のさらなる魅力
株式会社一蔵の担当者は、着物は年代を問わず、各人が自分らしさを表現できるファッションアイテムであると強調しています。着物のデザインや技法は地域に特有のものが多く、1200年以上もの歴史をもつ日本の素晴らしい文化です。
また、フォーマルからカジュアルまで多様なスタイルが楽しめること、季節感を感じられること、そして譲り受けた想いをまとうサスティナブルな特性についても触れています。着物の世界を知れば知るほど、その魅力と語るべきポイントが増えていくでしょう。このコミュニティを通じて、日本文化と着物の新たな魅力を発見し、情報を発信していく意義は計り知れません。
まとめ
一蔵による『coorum community』の導入は、着物に魅せられた人々の新たな交流の場を生み出すだけでなく、深い文化的な意義を持つ試みと言えるでしょう。今後、ここを通じて多くの人々が着物の魅力を知り、それを楽しむことができる場が広がることを期待しています。
会社概要
株式会社一蔵
- - 設立: 1991年2月5日
- - 所在地: 東京都千代田区神田須田町2-5東京神田須田町ビル7階
- - サイト: ichikura.jp
株式会社Asobica