AIで電話注文を変革
2025-11-26 15:31:45

株式会社ランプとIVRyが業務提携、AI活用で飲食業界の電話注文を変革

飲食業界において、テイクアウトやデリバリーのニーズが急増する一方で、スタッフの不足が深刻な問題となっています。このような中、株式会社ランプ(京都府京都市)と株式会社IVRy(東京都港区)は業務提携を結び、AIを活用した電話注文受付の自動化を進めることを発表しました。

この提携によって、双方の技術が融合し、飲食店が抱える電話注文の課題が解消される新たな仕組みが構築されることが期待されています。特に、繁忙時や営業時間外の注文をスムーズに受け付けることが可能になり、店舗の運営負担が軽減されるとともに、顧客の利便性も大幅に向上します。

提携の背景


近年、外食産業ではテイクアウト及びデリバリーの需要が増大する一方で、人手不足や注文取りこぼしといった問題が明確に表れています。特に、電話での注文受付は、混雑した時間帯では店舗スタッフに過度な負担がかかるほか、営業時間外には顧客のニーズに応えられないケースが多くあります。

これに対し、ランプは飲食店を支援するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、IVRyは対話型音声AIの技術で電話の自動応答を提供します。それぞれの特性を生かしながら、飲食店の電話注文体験を向上させることを目的として本提携が成立しました。

主な業務提携の内容



1. 電話注文の自動対応強化


「テイクイーツ」を利用している店舗では、営業時間外や混雑時においても、IVRyのAI「アイブリー」が24時間365日、電話応答を行い、顧客の注文機会を逃すことがなくなります。これにより、スタッフは他の業務に集中することができ、全体的な業務効率が向上することが見込まれます。

2. 自動予約受付機能の検討


将来的には、電話での予約注文も「アイブリー」によって自動的に受け付けられるようになります。これにより、顧客はスムーズに予約が行え、店舗側では顧客のナビゲートを行いながら確実な受付が実現します。これにより、顧客満足度の向上とともに、売上の増加が期待されます。

期待される効果


業務提携によって、以下のような効果が得られると見込まれています。
  • - 営業時間外・混雑時の対応効率化: AIによる自動応答により、いつでもどこでも顧客の注文が可能に。
  • - 顧客体験の向上: 顧客は待たずに即座に注文ができ、より快適なサービスを享受できます。

この機能は現在、β版として社数限定での提供を行っており、関心のある企業は申し込みをお待ちしています。募集が達成次第終了するため、早めのお問い合わせが推奨されます。

今後の展望


両社は共同プロジェクトを通じて、飲食業界におけるAI活用を標準化し、データの連携を強化する計画です。AI、電話、注文データを一体的に活用し、飲食店の業務効率を一層向上させる取り組みが今後注目されます。

「テイクイーツ」と「アイブリー」の技術が組み合わさることで、飲食店の運営の新たなスタンダードが誕生し、飲食業の未来に向けた大きな一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ランプ
住所
京都市下京区七条通烏丸東入真苧屋町214番地京都駅前第5ビル 5F
電話番号
075-600-2721

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