特別展「上杉氏と鷹と馬」後期展示の開催について
米沢市上杉博物館では、特別展「上杉氏と鷹と馬」の後期展示を2023年10月12日から11月10日まで行います。この展覧会では、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」を含む、上杉氏に関連した貴重な文化財を基に、戦国時代から江戸時代にかけての上杉氏の歴史と文化を深く掘り下げていきます。
展覧会の背景
この特別展の背景には、米沢市上杉博物館が保管している国宝「上杉本洛中洛外図屏風」があります。この屏風は、戦国時代における鷹や馬の重要な役割を描いており、上杉氏の権力とその象徴でもある鷹および馬との関係を理解する上で非常に重要な資料です。特に、古文書である国宝「上杉家文書」には、上杉氏と鷹や馬に関する多くの記録が残されており、地域の歴史を紐解く鍵となります。
展覧会の見どころ
鷹や馬は、戦国時代の大名たちにとって、武士の文化と密接に関係していました。鷹狩は多くの武将に愛好され、また、馬は移動手段や戦闘の際には欠かせない存在でした。展示では、上杉氏がどのように鷹や馬と関わってきたのかを、様々な資料を通じて紹介します。特に国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の展示は、この期間中に原本が公開される数少ない機会です。
開催概要
- - 【イベント名】特別展「上杉氏と鷹と馬」
- - 【開催期間】2023年9月7日~11月10日
前期:9月7日~10月6日
後期:10月12日~11月10日
(展示替え期間:10月7日~11日)
- - 【開館時間】9:00~17:00(最終入館16:30まで)
- - 【会場】米沢市上杉博物館
〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-2-1
- - 【アクセス】JR山形新幹線「米沢」駅から約2km
- - 【入場料】一般800円(団体640円)、学生500円(団体400円)、小・中学生300円(団体240円)
(常設展もご覧いただけます)
主要展示資料
- - 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」
- - 大永4年の「北条氏綱書状」
- - 豊臣秀吉の「朱印状」
- - 松鷹図屏風
- - その他、多数の貴重な資料
特別イベント
- - 入館無料の日:11月3日(東北文化の日)
- - ギャラリートーク:10月12日、11月9日(14:00から、担当学芸員による展示解説、申し込み不要)
米沢市上杉博物館は2001年に開館し、上杉氏の多様な文化財を対象に展示を続けています。上杉氏の歴史を知る貴重なチャンスをお見逃しなく。公式サイトは
こちら をご参照ください。