牛の健康を守るAI
2024-10-11 17:12:38

選ばれたAI技術で牛の健康を守る!「BUJIDAS」が参入する新しい飼料業界

あなたの牛を守る新技術「BUJIDAS」



国内飼料業界のリーディングカンパニーであるフィード・ワンが、牛の健康管理をサポートするAIサービス「BUJIDAS」を導入しました。このサービスは、牛の起立困難を予防することに特化した技術であり、近年の畜産業界における大きな課題解決への一助となることが期待されています。

「BUJIDAS」の概要



「BUJIDAS」は、肉用牛を育成している生産者向けに設計された非接触型の監視システムです。起立困難は牛の死亡事故の一因とされており、それを防ぐためにAIカメラが牛舎を監視します。AIが危険な姿勢と判断した際には、自動で警告音が発報され、牛が自ら姿勢を変えることで危険を回避できる仕組みです。この特許出願済みの技術により、牛の健康維持が大幅に向上することが期待されています。

フィード・ワンの協業



フィード・ワンは、NTTテクノクロスとベルシステム24と協力し、「BUJIDAS」の普及に向けた取り組みを進めます。フィード・ワンは肥育牛生産者に対してサービスの紹介や契約を担当し、NTTテクノクロスは技術開発、ベルシステム24はカスタマーサポートを担います。この連携により、効率的な牛の健康管理が実現し、国内の牛肉生産の質と量の向上にもつながる見込みです。

食料自給率向上を目指して



日本の食料自給率は先進国の中でも低く、2023年には38%と報告されています。食糧危機に直面する中、フィード・ワンはこの問題解決へ向けてDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に力を入れています。「BUJIDAS」の導入は、畜産業界の生産性を高め、持続可能な事業運営を実現するための重要な一歩です。

各社の役割と今後の展望



今回の協業の中で、フィード・ワンは情報提供や契約の取り次ぎを行い、NTTテクノクロスはAIの開発や保守を担当します。ベルシステム24は、サービスの導入支援やユーザーからの問い合わせ対応を行うなど、各社が専門分野で力を合わせています。目指す方向性としては、2024年4月から「BUJIDAS」の商用サービスを開始し、5年後には5万頭に導入を目指すという大きな目標があります。

適切な用法によるこのAI技術が、牛の健康管理の向上だけでなく、畜産業全体の発展にも寄与することを期待したいものです。この新たな挑戦により、フィード・ワンは国内の畜産業界をさらに革新するでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ベルシステム24ホールディングス
住所
東京都港区虎ノ門4-1-1神谷町トラストタワー6階
電話番号
03-6896-6199

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