愛媛県伊予市の道の駅「ふたみ」にEV急速充電器が設置されサービス提供開始

EV充電インフラの拡充

2024年8月下旬、愛媛県伊予市の道の駅「ふたみ」にて、電気自動車（EV）向けの急速充電器が設置され、サービスが開始されることとなりました。この充電器は、50kW出力の急速充電器1基で、充電サービス「Terra Charge」を運営するTerra Charge株式会社が提供します。

背景

EVの普及とインフラ整備の重要性

昨今、政府は2050年のカーボンニュートラル実現に向け、EVの普及や充電インフラの整備を急ピッチで推進しています。経済産業省は2030年までにEV充電器を30万台設置するという目標を掲げており、充電インフラの整備が全国で求められている状況です。

また、道の駅は従来、運転手の休憩ポイントとしての機能が中心でしたが、防災拠点としての役割も担うことが期待されています。災害時には、EVが「走る蓄電池」として機能し、未復旧の地域に電力供給ができるため、充電インフラは地域住民や観光客の日常生活に欠かせない存在となりつつあります。

道の駅「ふたみ」の魅力

道の駅「ふたみ」は、愛媛県の国道378号沿いに位置し、リニューアルオープン以降、多彩な観光コンテンツを提供しています。「恋人の聖地」としても知られ、美しい伊予灘の景色を楽しむことができるドライブスポットとして多くの人々に親しまれています。しかし、現状では双海町内におけるEV充電の選択肢は限られており、この充電スポットはEVユーザーにとってかなり重要です。

テラチャージのサポートと特長

Terra Charge株式会社は、日本製の充電器を使用し、充電器の設置に係る初期費用や運用維持費用を全て無料で提供しています。このサービスは所有者に負担をかけずに充電設備を整えることを可能にします。また、充電器は部品の欠品リスクが低く、24時間365日対応するコールセンターも設置されていることから、安心して利用できるサービスが整えられています。