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ラ・ロシェル山王が新たな始まりを迎える

フランス料理店の「ラ・ロシェル」が15周年を迎え、東京都溜池山王でリニューアルオープンしました。本店を経営する株式会社サカイ食品は、料理長の楠野大さんを中心に、洗練されたモダンな空間を提供します。新しい内装は、黒と赤の従来の配色から、グレージュを基調にシックで落ち着いた印象の中に、オーナーシェフ坂井宏行さんの「赤」をアクセントに加えています。このリニューアルを機に、ラ・ロシェル山王は「新・懐石フレンチ」を追求した料理を提供し、地域の食材を最大限に引き出すことを目指します。

和とフレンチの融合が生み出す新しい食体験

日本の伝統的な色である「江戸鼠」をテーマにした内装は、和のエッセンスを借りつつ、現代的な感覚で再解釈されています。この色彩豊かな背景は、食欲をそそるだけではなく、料理の持つ美しさを一層引き立てます。料理長楠野さんは、フレンチと和食の技法を融合させた新しいスタイルを確立し、食材選びにもこだわりを持っています。国産の新鮮な素材を用いて、各地の生産現場を訪れることで、食材の背景や生産者の思いを料理に込めています。

特に、リニューアル後の初メニューとなるアミューズ・ブーシュに注目です。この一口サイズの前菜は、日本の四季と日本庭園をテーマにしており、一品目からその美しさと味わいを存分に楽しむことができます。春の装いを表現した「春和景明」は、穏やかさと明るさに満ちた特別な一皿です。

美食の祭典「4Chef」を開催

リニューアルを記念して、4月14日には特別なイベント「4Chef」が開催されます。これは、ラ・ロシェルグループの4名のシェフによる一夜限りのコース料理を楽しむ機会です。エグゼクティブシェフ工藤敏之さん、総料理長川島孝さん、山王店の楠野さん、福岡店料理長山下雪実さんが集結し、各店の特長を生かした料理を創り出します。このイベントは毎年開催される人気の食の祭典ですが、今年はリニューアルオープンに合わせて特別な意味を持ったものとなります。

記憶に残る婚礼料理も提供

ラ・ロシェル山王は、レストランブライダルでも高い評価を得ています。新鮮な食材と一流の技術で、お二人の特別な日を彩る婚礼料理が提供されます。料理長が厳選した豪華な食材を使用し、二人の出身地や好みに合わせたオリジナルメニューを提案します。大きな窓から洩れる自然光に包まれたダイニングルームは、特別な一日をより一層素敵なものにしてくれるでしょう。

会社概要と今後の展望

株式会社サカイ食品は、ラ・ロシェル南青山、山王、福岡の3店舗を展開し、「日常からのショート・トリップ」をコンセプトに独自のフランス料理を提供しています。設立以来、日本の美味しい食材を取り入れたレストラン運営だけでなく、婚礼会場やコンサルティング業務にも力を入れています。今後もこの新しいラ・ロシェル山王が、どのように進化していくのかが楽しみです。

リニューアルされたラ・ロシェル山王で、確かな技術とともに新たな食体験を味わってみてはいかがでしょうか。

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